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小児科医おかもんのQ&A記事(全482本)
おかもん先生より
外来で何度も聞かれる質問を、Q&A形式でまとめました。 「夜中に熱が出た」「発疹が出た」など、すぐに答えが見つかるように書いています。 すべての記事に参考文献をつけていますので、安心してお読みください。
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新生活スタート
保育園で毎週発熱|風邪ラッシュの乗り越え方、「噛んだ」「噛まれた」、園でのお友達トラブル、年齢別の意味と親の対応、「免疫力を上げるサプリ」より大切なこと、子どもの免疫を守る生活習慣
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入園準備、夏の感染症、予防接種ガイドなど18の特集
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482件の記事
「うちの子インフルかも?」、受診のタイミング、検査の落とし穴、家での過ごし方
インフルエンザの受診タイミング、検査の精度、A型vsB型の違いをQ&Aで解説
- インフルエンザの検査は発熱から12〜48時間が"ゴールデンタイム"。夜間発熱でも翌朝受診でOK
- 迅速検査が陰性でもインフルエンザは否定できない、特にB型は感染者の半数近くが見逃される可能性
インフルエンザの薬と「異常行動」の真実
タミフルと異常行動の真実、ゾフルーザの耐性問題、48時間ルールの柔軟性を解説
- 異常行動の原因はタミフルではなくインフルエンザそのもの。どの薬でも、薬なしでも起こりうる
- ゾフルーザは1回内服で便利だが、特に小児では耐性ウイルスが出やすい点に注意
インフルエンザワクチン徹底ガイド
注射vsフルミスト、効果、接種時期、卵アレルギーとワクチンの疑問に回答
- ワクチンの発症予防効果は40〜60%だが、重症化・入院を防ぐ効果は非常に大きい
- フルミスト(経鼻ワクチン)は針なし・1回で完了。ただし2歳未満や喘息のお子さんには使えない
インフルエンザのホームケア完全ガイド
インフルエンザ時の食事、入浴、登校基準などホームケアの疑問に回答
- 水分補給は経口補水液を「少量ずつ、こまめに」が基本。ジュースやスポーツドリンクは糖分が多く脱水時には不向き
- 小児に安全な解熱剤はアセトアミノフェンとイブプロフェン。アスピリン・ポンタール・ボルタレンは絶対NG
「赤ちゃんがインフルエンザに!」、乳幼児の危険サイン・けいれん・脳症を知っておこう
赤ちゃん・乳幼児のインフルエンザ、けいれん・脳症のリスクと対処法
- 2歳未満(特に6か月未満)はインフルエンザ重症化のハイリスク群。家族全員のワクチン接種(繭戦略)で赤ちゃんを守りましょう
- 赤ちゃんの危険サインは「呼吸苦・チアノーゼ・脱水・ぐったり・けいれん」。熱の高さより全身状態の観察が大切です
「子どもが突然吐きました!」、ノロウイルスの症状・感染経路・ホームケアを知ろう
ノロウイルスの症状、感染経路、ホームケアをQ&Aで解説
- ノロウイルスは突然の噴水状嘔吐で発症し、多くは1〜3日で改善します。ただし乳幼児は脱水に注意が必要です
- アルコール消毒は効きにくいため、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤の主成分)での消毒と丁寧な手洗いが重要です
「吐いたあと、どう消毒すればいいの?」、ノロウイルスの消毒と二次感染予防
ノロウイルスの消毒方法と二次感染予防の実践ガイド
- ノロウイルスにはアルコール消毒が効きにくい。次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤の主成分)または加熱処理が有効です
- 嘔吐物の処理は使い捨て手袋・マスクを着用し、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで広めに消毒。家族への二次感染を防ぐカギは「手洗い」です
「港区ってこんなに手厚いの?」、知らないと損する子育て支援・助成制度まとめ
港区の子育て支援・助成制度を網羅的にまとめた特集号
- 港区の子ども医療費助成は0歳〜高校3年生相当まで自己負担なし(保険診療分)、所得制限なし
- おたふくかぜ・インフルエンザなど区独自の任意予防接種助成や、宿泊型・訪問型の産後ケア事業など支援が充実
プロペトとヒルドイドの違い|赤ちゃん保湿剤の使い分け
プロペトとヒルドイドの違いと、赤ちゃんのスキンケアでの正しい使い分け方を小児科医がわかりやすく解説します。
- プロペトは"ラップ"(水分蒸発を防ぐ)、ヒルドイドは"化粧水"(水分を保持する)、役割が違うので使い分けが大切
- 口まわり・おむつまわりはプロペト、全身の乾燥にはヒルドイド。塗る量は「テカテカ光るくらい」が適量
1ヶ月健診でよく聞かれる質問と不安への回答まとめ
1ヶ月健診で医師に聞かれること、体重・吐き戻し・おへそ・目やにのよくある不安について、小児科医が具体的に回答します。
- 体重増加は1日25〜30gが目安だが個人差が大きい。成長曲線に沿っていれば大丈夫
- 吐き戻し・臍ヘルニア・目やに・顔のブツブツ、ほとんどが自然に治るので過度な心配は不要
「40度!すぐ解熱剤?」、発熱と解熱剤のよくある誤解3つ
子どもの発熱と解熱剤にまつわる誤解を正す
- 感染症による発熱で脳にダメージが出ることは通常ない。体のサーモスタットが41度前後で上昇を制限する
- 解熱剤は「病気を治す薬」ではなく「つらさを和らげる薬」。使う基準は体温の数字ではなくお子さんの様子
「風邪に抗生物質を出さない先生は大丈夫?」、抗生物質にまつわる3つの誤解
風邪に抗生物質は効かない。正しい理解のためのQ&A
- 風邪の原因の80〜90%はウイルス。抗生物質はウイルスには効かないので、風邪には不要
- 「飲んだら治った」はタイミングの偶然。風邪は自然に3〜7日で治る
「ステロイドって怖くないですか?」、塗らないほうがもっと怖い理由
ステロイド外用薬の正しい使い方と誤解の解消
- ステロイド外用薬(塗り薬)は適切なランク・量・期間で使えば非常に安全。「ステロイドフォビア」は世界的な誤解
- 塗らないリスクのほうが大きい、湿疹放置は痒みの悪循環に加え、食物アレルギーの発症リスクも上昇
「けいれんした!どうしたらいい!?」、熱性けいれん、慌てないための5つの知識
熱性けいれんの正しい対処法と知っておくべきこと
- 熱性けいれんで脳にダメージは残らず、知的発達にも影響しない。5歳を過ぎるとほぼ卒業
- けいれん時の対応は「横向き・口に入れない・時間を測る・5分超なら119番」
「アレルギー検査が陽性=食べちゃダメ」は間違いです
食物アレルギー検査にまつわる誤解を解説
- 血液検査の「陽性」はアレルギーの確定ではない。食べても症状が出ないケースが多い
- 不要な除去は栄養不足のリスクに加え、むしろアレルギーを悪化させる可能性がある
RSウイルス予防薬|シナジスとベイフォータスの違い
RSウイルス予防薬シナジスとベイフォータス(ニルセビマブ)の違い、対象月齢、費用、港区での接種情報を解説します。
- RSウイルスはほぼ全員がかかるが、ほとんどの子は風邪程度で自然に回復する
- 新薬ベイフォータスは1回の注射で約5ヶ月以上効果が持続し、全ての乳児が対象
「乳児湿疹と言われたけど……アトピーとの違い、どう見分ける?」
乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の違いと見分け方
- 乳児湿疹は赤ちゃんの湿疹の総称であり、ほとんどが自然によくなる
- 2ヶ月以上続く・強いかゆみ・場所が広がる場合はアトピーの可能性があり、早めの受診が大切
「高熱で子どもが暴れ出した!」、熱せん妄とインフルエンザ異常行動
熱せん妄の症状と対処法
- 熱せん妄は高熱時に子どもの約4人に1人が経験する一時的な現象で、後遺症は残らない
- タミフルが原因ではなく、インフルエンザそのものによる脳の一時的な反応
「ワクチン4本同時は多すぎない?」、同時接種の安全性を解説
同時接種の安全性についてエビデンスに基づいて解説
- 同時接種は世界中で安全性が確認されており、日本小児科学会・WHOも推奨している
- 同時接種と単独接種で副反応の頻度に差はない(大規模調査で確認済み)
K2シロップの意味|母乳育児とビタミンK欠乏症
新生児に投与するK2シロップの必要性、母乳育児でビタミンKが不足する理由、頭蓋内出血予防について解説します。
- K2シロップをきちんと飲ませていれば、母乳育児でもビタミンK不足の心配はいらない
- ビタミンK欠乏は頭蓋内出血など命に関わるが、K2シロップでリスクをほぼゼロにできる
「しゃっくりが止まらない!おならが多い!」、全部"正常"です
赤ちゃんのしゃっくり、おなら、いきみについて
- しゃっくり・おなら・いきみ・鼻音はほとんどが正常な生理現象
- 赤ちゃんの体は発達途中。未熟さゆえの"音や動き"なので見守ってOK
「頭の形がいびつ。まぶたに赤いあざ」、焦らなくていい理由
向き癖と頭の形の心配に答える
- 向き癖による頭の変形は乳児期によく見られ(生後7週頃で約20%)、多くは成長とともに自然に改善する
- タミータイム(うつ伏せ訓練)が最も有効な対策。ドーナツ枕は効果なし
子どもの夜間発熱|救急受診の判断基準と#8000活用法
夜中に子どもが発熱したとき、救急受診すべきか朝まで待てるかの判断基準、小児救急電話相談#8000の使い方を解説します。
- 夜間受診の判断は体温の高さではなく「全身状態」で見る
- #8000(こども医療でんわ相談)は夜間の頼れる相談窓口
「離乳食を遅らせたほうがアレルギーを防げる」は間違いだった
離乳食とアレルギー予防の最新エビデンス
- 離乳食を遅らせてもアレルギーは防げない。むしろ逆効果になる
- 大規模臨床試験で「早期に少量から食べさせる」ほうが予防効果が高いと証明済み
【通説検証】「インフルエンザB型はA型より軽い」
インフルエンザB型にまつわる誤解を正す
- B型死亡例の48%は基礎疾患のない健康な子ども。「B型だから安心」は医学的に誤り
- 脳症・神経合併症のリスクはA型とB型で差がない。どちらの型でも油断しないこと
母乳とミルクの違い|科学的比較と選び方のコツ
母乳とミルクの栄養面・免疫面での科学的な違いと、お母さんが無理なく続けられる選び方を小児科医が解説します。
- 母乳にはメリットがあるが、ミルクでも子どもは健康に育つ
- 「完全母乳でなければダメ」は誤り。混合栄養も全く問題ない
【通説検証】「ネントレは赤ちゃんの脳に悪影響がある」
ネントレは脳に有害?エビデンスで検証
- ネントレは5年間の追跡調査でも子どもの情緒・行動・愛着に悪影響なし
- 泣いている間のコルチゾール上昇は一時的で正常範囲。脳へのダメージはない
「子どもが吐いた!」、感染性胃腸炎のホームケア完全ガイド
感染性胃腸炎のホームケア完全ガイド
- 吐いた直後は10〜30分ほど胃を休ませる。焦って一気飲みは禁物
- 水分再開は少量頻回が鉄則。スプーン1杯から始める
【家庭の安全チェックリスト】子どもの窒息事故を防ぐために
子どもの窒息事故防止チェックリスト
- ぶどう・ミニトマトは縦4等分。ピーナッツ・ナッツ類は5歳まで禁止
- 窒息のサインを知り、背部叩打法・ハイムリック法を覚えておく
1ヶ月健診FAQ⑧、「赤ちゃんの口の中に白いできもの」「唇が剥けている」
1ヶ月健診FAQ: 口の中の心配に答える
- 上皮真珠は生理的なもので、自然に消える。治療不要
- 先天歯は稀だが、授乳障害があれば抜歯することも
保育園で毎週発熱|風邪ラッシュの乗り越え方
保育園入園後に頻繁に風邪を引く時期への対処法、抗体獲得の科学的背景、港区ママが知っておきたい乗り越え方を解説します。
- 保育園入園後、月2〜3回風邪をひくのは正常。免疫が育っている証拠
- 風邪をひく回数は1〜2年でピークアウトし、徐々に減っていく
「川崎病の6つのサイン」、見逃してはいけない子どもの病気
川崎病の6つのサインと早期発見のポイント
- 川崎病は5日以上続く発熱 + 特徴的な症状(6つのサイン)で疑う
- 早期発見・早期治療で心臓の後遺症を防げる
「逆さバイバイは発達障害?」、誤解されやすい赤ちゃんの仕草
逆さバイバイは発達障害のサイン?心配しすぎないために
- 逆さバイバイは1〜2歳では正常な発達段階。心配不要
- 発達障害の診断は「一つの行動」ではなく「全体像」で判断
赤ちゃんの血便|原因の見分け方と受診目安
赤ちゃんのおむつに血がついたときの原因、肛門裂傷・ミルクアレルギー・腸重積の見分け方と受診目安を解説します。
- 赤ちゃんの血便の原因は様々。肛門の傷(裂肛)が最も多い
- 真っ赤な血、ゼリー状、黒いタール便は要注意
3〜4ヶ月健診FAQ、首すわり・股関節・目の動き
3-4ヶ月健診でよくある質問と回答
- 首すわりの完成時期は個人差が大きい。4ヶ月で完成していなくても焦らない
- 股関節脱臼は早期発見が重要。おむつ替え時の開き方をチェック
子どもの便秘|家庭での対処法と受診の目安
子どもの便秘の原因、食事・水分・運動での対処法、酸化マグネシウムなどの薬の使い方、受診目安を解説します。
- 小児の便秘は珍しくない。乳児期と幼児期に好発し、適切な治療で改善する
- 便秘は「排便の回数」だけでなく、「便の硬さ」「排便時の痛み」も重要な判断基準
「熱が下がったら発疹が……」、突発性発疹の正しい知識
突発性発疹の経過と対処法
- 突発性発疹は生後6ヶ月〜2歳に多く、ほぼすべての子どもが経験する
- 3〜4日の高熱の後、解熱とともに発疹が出るのが特徴
「ゼーゼーして呼吸が苦しそう……」、RSウイルスと細気管支炎
RSウイルスと細気管支炎の症状・治療・予防
- RSウイルスは2歳までにほぼ全員が感染し、特に乳児では重症化しやすい
- 細気管支炎を起こすと、ゼーゼー・ヒューヒューの呼吸、陥没呼吸が出現
「手のひらと口の中に発疹が……」、手足口病の正しい知識
手足口病の症状と家庭でのケア
- 手足口病は夏に流行し、5歳以下の乳幼児に多い。ほとんどは軽症で自然治癒する
- 手のひら・足の裏・口の中の発疹が特徴。口内炎が痛くて食べられないことも
ヘルパンギーナの症状と対処法|高熱とのどの水疱
高熱とのどの奥の水疱が特徴のヘルパンギーナについて、手足口病との違い、家庭での対処法、登園の目安を小児科医が解説します。
- ヘルパンギーナは夏に流行する「夏かぜ」の代表で、突然の高熱が特徴
- のどの奥(軟口蓋)の水疱が診断のポイント。痛くて食べられないことも
おむつかぶれとカンジダの違い|見分け方と治療
おむつかぶれとカンジダ皮膚炎の見分け方、ワセリン・ステロイド・抗真菌薬の使い分けを小児科医が解説します。
- おむつかぶれとカンジダは別物。見た目と治療が違う
- カンジダは「しわの中も赤い」「衛星病変がある」が特徴
子どもの中耳炎|症状・治療・予防の5ポイント
子どもが耳を痛がったときに疑う中耳炎について、症状の見分け方、抗菌薬の使い方、再発予防のポイントを小児科医が解説します。
- 急性中耳炎は風邪のウイルス・細菌が耳に広がって起こる
- すべての中耳炎に抗生物質が必要なわけではない
「鼻血が止まらない!」、慌てないための鼻血の正しい知識
子どもの鼻血の正しい止め方と注意点
- 子どもの鼻血のほとんどは心配ない。鼻の入口の血管が切れただけ
- 正しい止め方は「座って少し前かがみ、小鼻を10分つまむ」
子どもの頭痛|危険なサインと受診の目安【小児科医解説】
子どもが頭痛を訴えたときに見るべき危険サイン、受診すべきタイミング、家庭での対処法を小児科医がわかりやすく解説します。
- 子どもの頭痛の90%以上は片頭痛や緊張型頭痛。危険な頭痛は少ない
- 危険なサイン「突然の激しい頭痛」「嘔吐を繰り返す」「意識がおかしい」
予防接種スケジュールの組み方|小児科医の実践ガイド
生後2ヶ月から始まる予防接種のスケジュール、同時接種の安全性、港区の助成制度まで小児科医がわかりやすく解説します。
- 0〜1歳で受けるワクチンは6種類。生後2ヶ月から開始が鉄則
- 同時接種は安全で推奨される。単独接種より早く免疫が得られる
子どもの鉄欠乏性貧血、成長と発達に影響する「隠れた栄養問題」
子どもの鉄欠乏性貧血の症状・原因・予防
- 乳幼児の鉄欠乏性貧血は発達・行動に長期的な影響を及ぼす可能性がある
- 生後6ヶ月〜2歳が最もリスクが高い時期
水ぼうそう(水痘)、かゆみの水ぶくれと予防接種の重要性
水ぼうそう(水痘)の症状・治療・予防接種
- 水ぼうそうは感染力が非常に強く、ワクチン接種が最も効果的な予防法
- 発疹が出る1〜2日前から感染力があるため、気づかずに広げてしまう
おたふくかぜワクチン、難聴を防ぐための最も確実な方法
おたふくかぜワクチンの必要性と接種時期
- おたふくかぜは難聴・髄膜炎・精巣炎などの合併症が起こりうる病気
- ワクチンは任意接種だが、2回接種で90%以上の予防効果がある
おたふく風邪の合併症、難聴・髄膜炎・精巣炎への対応
おたふく風邪の合併症とリスク
- おたふく風邪の合併症は、軽症から重症まで幅広い
- 難聴は突然発症し、治療法がない。早期発見が重要
ARFID(回避・制限性食物摂取症)、"ただの偏食"とは違う摂食障害
ARFID(回避・制限性食物摂取症)の症状・診断・治療
- ARFIDは「ただの偏食」ではなく、治療が必要な摂食障害
- 体重減少・栄養不足・社会生活への支障が特徴
喉の痛みと高熱は溶連菌かも、抗生物質10日間飲み切りが大切
溶連菌感染症の見分け方・治療・注意点。抗生物質10日間飲み切りが大切
- 溶連菌は抗生物質が必要な細菌性の喉の感染症。風邪(ウイルス)とは別物
- 高熱+激しい喉の痛み+咳と鼻水がないのが特徴
夏に広がる皮膚の感染症、とびひ(伝染性膿痂疹)の正しいケア
とびひの原因・広がり方・治療・登園基準
- とびひは細菌による皮膚の感染症。搔いて広がるため飛び火と呼ばれる
- 抗菌薬(内服または外用)で治療し、かさぶたが乾くまでプールは控える
ケンケン咳とヒューヒュー呼吸、クループ症候群を知っておく
クループ症候群の症状・夜間対応・受診の目安
- クループはケンケンと犬が吠えるような咳と吸気時の喘鳴が特徴的
- 加湿した空気や夜間の冷気で症状が和らぐことがある
プール熱って何?、アデノウイルスと咽頭結膜熱の全知識
アデノウイルス感染症(プール熱・咽頭結膜熱)の症状・治療・出席停止基準
- プール熱(咽頭結膜熱)は高熱・目の充血・喉の痛みの3主徴が特徴
- アデノウイルスはアルコール消毒が効きにくく、石けんでの手洗いが重要
突然全身にミミズ腫れが!、子どもの蕁麻疹に慌てないために
子どもの蕁麻疹の原因・受診の目安・アナフィラキシーの見分け方
- 蕁麻疹の最大の特徴は24時間以内に消えること。長く残る発疹は別の疾患の可能性
- 小児の蕁麻疹の原因は感染症(30〜40%)が最多。食物は10〜20%
「やめさせるべき?」、指しゃぶりとの上手なつきあい方
3歳頃までの指しゃぶりは正常な自己安定化行動。無理にやめさせなくてよい
- 3歳頃までの指しゃぶりは正常な自己安定化行動。無理にやめさせなくてよい
- 4歳以降も続くと歯並び(開咬・上顎前突)に影響する可能性がある
子どもの誤飲、「飲んじゃった!」その時の対応チャート
ボタン電池・磁石の誤飲は一刻を争う緊急事態
- ボタン電池・磁石の誤飲は一刻を争う緊急事態
- 「吐かせていいもの」と「吐かせてはダメなもの」がある
【通説検証】「赤ちゃんには掛け布団が必要」
【通説検証】「赤ちゃんには掛け布団が必要」
【通説検証】「保湿剤を塗りすぎると肌が怠けて自分で潤う力がなくなる」
【通説検証】「保湿剤を塗りすぎると肌が怠けて自分で潤う力がなくなる」
「車に乗ると気持ち悪い……」、子どもの乗り物酔いを徹底解説
乗り物酔いは「目からの情報」と「耳(前庭)からの情報」のズレが原因。2〜12歳がピーク
- 乗り物酔いは「目からの情報」と「耳(前庭)からの情報」のズレが原因。2〜12歳がピーク
- 予防が最も大切。座る位置・視線・食事のタイミングで大きく変わる
「赤いブツブツはあせも?」、汗疹の見分け方と正しいケア
あせもは汗の出口(汗管)が詰まって起こる。赤ちゃんは汗腺密度が高く、あせもになりやすい
- あせもは汗の出口(汗管)が詰まって起こる。赤ちゃんは汗腺密度が高く、あせもになりやすい
- 予防の基本は「涼しく・清潔に・通気性よく」。できてしまったら悪化する前に対処
「しつこい咳の正体」、マイコプラズマ肺炎を知ろう
マイコプラズマ肺炎は学童期(5〜15歳)に多い「歩く肺炎」、元気そうでも肺炎のことがある
- マイコプラズマ肺炎は学童期(5〜15歳)に多い「歩く肺炎」、元気そうでも肺炎のことがある
- 乾いた咳が2〜3週間続く場合はマイコプラズマを疑い、早めに受診を
【通説検証】「子どもの耳垢は定期的に綿棒で取るべき」
「お風呂上がりには綿棒で耳掃除」、これ、お子さんが生まれてからずっと習慣にしている方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんの耳に耳垢がたまっているのを見ると、つい「きれいにしてあげなきゃ」と思い...
「目が赤い!」、子どもの結膜炎ガイド
結膜炎には「ウイルス性」「細菌性」「アレルギー性」の3タイプがあり、治療法が異なる
- 結膜炎には「ウイルス性」「細菌性」「アレルギー性」の3タイプがあり、治療法が異なる
- 「はやり目」はアデノウイルスが原因で感染力が非常に強い、登園停止の対象になる
【通説検証】「スマホ育児は絶対ダメ」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
「まだおねしょ、大丈夫?」、夜尿症のギモンにお答えします
5歳を過ぎても月に1回以上のおねしょが3か月以上続く場合、「夜尿症」と定義される
- 5歳を過ぎても月に1回以上のおねしょが3か月以上続く場合、「夜尿症」と定義される
- 夜尿症は「夜間の抗利尿ホルモン分泌不足」と「膀胱容量の未熟さ」が二大要因
「まばたきが止まらない……」、チック症についてのギモンに答えます
チック症は「脳の神経回路の発達的な問題」で起こる不随意運動。わざとやっているわけではない
- チック症は「脳の神経回路の発達的な問題」で起こる不随意運動。わざとやっているわけではない
- 4〜6歳が発症のピーク。約5人に1人が一時的なチックを経験し、多くは1年以内に自然に消失する
子どもの「お口ぽかん」、口呼吸が引き起こす意外なトラブル
日本の子どもの約30%に口呼吸が見られ、「口腔機能発達不全症」として2018年から保険適用
- 日本の子どもの約30%に口呼吸が見られ、「口腔機能発達不全症」として2018年から保険適用
- 口呼吸は歯並び・顔貌・集中力・睡眠の質に悪影響を及ぼす
「パンパンに腫れたんですけど……」、子どもの虫刺され、正しい対処と予防
子どもは虫刺されで大人より腫れやすい。これは免疫が未熟なために起こる正常な反応
- 子どもは虫刺されで大人より腫れやすい。これは免疫が未熟なために起こる正常な反応
- 虫の種類によって対処法が異なる。蚊・ハチ・毛虫・ダニの対応を知っておくと安心
【防災チェックリスト】赤ちゃん・子どものための地震備え
こんにちは。愛育病院小児科のおかもん先生です。
【通説検証】「歯が生える時は熱が出る」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
【通説検証】「砂糖を食べると子どもが興奮する(シュガーラッシュ)」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
【数字で見る】「1歳半で有意語ゼロの子は約15%」、うちの子、言葉が遅い?
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
「夜中に突然叫んで暴れる!」、夜驚症と夜泣きの違い
夜驚症は深いノンレム睡眠からの「不完全覚醒」。叫ぶ・泣く・暴れるが翌朝記憶がない
- 夜驚症は深いノンレム睡眠からの「不完全覚醒」。叫ぶ・泣く・暴れるが翌朝記憶がない
- 夜泣きは浅い睡眠(レム睡眠)に関連し、なだめると落ち着く。夜驚症はなだめても反応しない
「喘息って言われたけど……」、小児喘息の基礎Q&A
小児喘息は気道の「慢性炎症」。日本の小児有病率は約8〜14%と決して珍しくない
- 小児喘息は気道の「慢性炎症」。日本の小児有病率は約8〜14%と決して珍しくない
- 発作を止める薬(リリーバー)と発作を予防する薬(コントローラー)は別物。コントローラーの継続が治療の柱
「ほっぺが真っ赤!」、りんご病(伝染性紅斑)の正しい知識
りんご病はヒトパルボウイルスB19による感染症。両頬の蝶形紅斑が特徴
- りんご病はヒトパルボウイルスB19による感染症。両頬の蝶形紅斑が特徴
- 発疹が出た時点ではもう感染力がない、「うつる時期」と「症状が出る時期」がズレている
【通説検証】「テレビに近づいて見ると目が悪くなる」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
「朝起きられないのは怠けじゃない」、起立性調節障害(OD)を知っていますか
起立性調節障害(OD)は自律神経の調節不全。思春期に多く、「怠け」ではない
- 起立性調節障害(OD)は自律神経の調節不全。思春期に多く、「怠け」ではない
- 新起立試験で客観的に診断できる。4つのサブタイプがある
「夜になると足が痛い!」、成長痛の正しい理解と対処法
成長痛は3〜12歳に多い。夕方〜夜に両膝・ふくらはぎが痛み、翌朝には消える
- 成長痛は3〜12歳に多い。夕方〜夜に両膝・ふくらはぎが痛み、翌朝には消える
- 「成長」が直接の原因ではない、筋疲労・過活動が有力な原因説
【通説検証】「食後30分〜1時間は泳いではいけない」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
「ことばが詰まる、繰り返す……」、吃音についてのギモンに答えます
吃音は2〜5歳の約5%が経験する、珍しくない言語の症状。「連発」「伸発」「難発」の3タイプがある
- 吃音は2〜5歳の約5%が経験する、珍しくない言語の症状。「連発」「伸発」「難発」の3タイプがある
- 原因は神経発達・言語発達・遺伝など多因子が関与。「親の育て方」は関係ない
「ママと離れたくない!」、子どもの不安と分離不安についてのギモンに答えます
子どもの不安や恐怖は年齢によって変化する「発達の正常なプロセス」。不安そのものは異常ではない
- 子どもの不安や恐怖は年齢によって変化する「発達の正常なプロセス」。不安そのものは異常ではない
- 分離不安は3歳頃までは正常。年齢に不相応に強く、長期間持続する場合は「分離不安障害」の可能性
【通説検証】「水いぼ(伝染性軟属腫)はすぐに取らないと広がる」
「先生、水いぼがあるんですけど、取ったほうがいいですか?」「プールに入れてもらえないんです」「保育園の先生に"早く取ってきてください"と言われました」、水いぼに関するご相談は、特に夏が近づくと...
【受診チェックリスト】お子さんが頭をぶつけた時に
以下に当てはまるものがあれば、チェックしてください。
「咳が止まらない、息ができない……」、百日咳についてのギモンに答えます
百日咳は3つの時期(カタル期→痙咳期→回復期)をたどる感染症。特にカタル期に感染力が最も強い
- 百日咳は3つの時期(カタル期→痙咳期→回復期)をたどる感染症。特にカタル期に感染力が最も強い
- 生後6ヶ月未満の赤ちゃんでは無呼吸発作・チアノーゼなど命に関わる重症例がありうる
【通説検証】「男の子の包茎は早く剥いて治さないといけない」
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
子どもの花粉症、知っておきたい5つのQ&A
花粉症は2歳から発症例あり。小学生の30%超が花粉症と報告されており、低年齢化が進んでいる
- 花粉症は2歳から発症例あり。小学生の30%超が花粉症と報告されており、低年齢化が進んでいる
- 風邪との見分け方は「鼻水の性状」「目のかゆみ」「持続期間」がカギ
【通説検証】「フッ素(フッ化物)は毒性があり子どもに使うべきではない」
フッ化物は適正量で使えば子どもにも安全。歯磨き粉と歯科塗布が虫歯予防の基本
- フッ化物は適正量で使えば安全。歯磨き粉の通常使用量で中毒は起こらない
- WHO・ADA・日本口腔衛生学会など主要機関すべてが小児への使用を推奨
【家庭の安全チェックリスト】やけどの応急処置と予防
こんにちは。愛育病院小児科のおかもんです。
斜視・弱視のスクリーニング、早期発見で「見える力」を守る5つのQ&A
弱視は「メガネをかけても見えにくい状態」。視覚の感受性期(6歳頃まで)に発見・治療すれば回復が見込める
- 弱視は「メガネをかけても見えにくい状態」。視覚の感受性期(6歳頃まで)に発見・治療すれば回復が見込める
- 3歳児健診の視力検査は弱視発見の最重要スクリーニング。家庭での練習が精度を左右する
集団生活で見えてくる「気になること」、5歳児健診FAQ
3歳児健診と就学時健診の間のブランクを埋める5歳児健診について、保護者からよくいただく質問にお答えします
- 3歳児健診では見つけにくい発達特性を、集団生活の経験をもとに評価する
- ADHD・ASD・LDの早期発見と就学前支援が目的
小学校入学前の最終チェック、就学時健診FAQ
- 視力・聴力・内科・歯科・知的発達の5項目
- - 視力・聴力・内科・歯科・知的発達の5項目
- - 行動観察も評価の一部
「食べない」の9割は心配いりません、子どもの偏食と食べムラ
- 1歳半〜3歳の食べムラは正常な発達の一部
- - 1歳半〜3歳の食べムラは正常な発達の一部
- - 判断基準は「成長曲線に沿っているかどうか」
焦らなくて大丈夫。始めどきの3つのサイン、トイレトレーニング
- 3つのサイン:おしっこの間隔が2時間以上、トイレに興味、指示が通る
- - 3つのサイン:おしっこの間隔が2時間以上、トイレに興味、指示が通る
- - AAPでは24ヶ月以降を推奨
歯が生えたその日からスタート、歯磨きデビューと仕上げ磨き
- 最初の歯が生えたら口腔ケア開始
- - 最初の歯が生えたら口腔ケア開始
- - 最初はガーゼ・綿棒 → 慣れたら乳児用歯ブラシへ
1ヶ月健診が終わったら、少しずつ世界を広げよう、赤ちゃんの初めての外出
1ヶ月健診後の赤ちゃんとの外出について、開始時期・持ち物・季節別の注意点をまとめました
- 1ヶ月健診で問題なければ外出を始めてOK
- 最初は10〜15分の近所の散歩から
乳幼児健診で要経過観察|意味と家庭での見守り方
乳幼児健診で「要経過観察」と言われたときの正しい意味、次にすべきこと、家庭での見守りポイントを小児科医が解説します。
- 「要経過観察」は異常の確定ではなくスクリーニングの結果
- 健診はふるい分けの場。確定診断の場ではない
終わりは必ず来ます。その日まで乗り越えるコツ、夜泣き対策
- 夜泣きはお母さんのせいではない
- - 夜泣きはお母さんのせいではない
- - 睡眠サイクルの未熟さ、分離不安、歯の萌出が主な要因
「うちの子、ちょっと違う?」と感じたら、自閉スペクトラム症(ASD)の基礎
ASDは脳の発達特性であり、育て方のせいではない
- ASDは脳の発達特性であり、育て方のせいではない
- 社会的コミュニケーションの困難と限局的反復的行動が2つの中核症状
「様子を見ましょう」の前に知ってほしい、ASDの早期サイン
ASDのサインは6ヶ月頃から現れることがある
- ASDのサインは6ヶ月頃から現れることがある
- 共同注意の欠如と指さしの遅れは重要な早期サイン
「落ち着きがない」は性格じゃない、ADHD(注意欠如・多動症)の基礎
ADHDは脳の実行機能の問題であり、しつけや性格の問題ではない
- ADHDは脳の実行機能の問題であり、しつけや性格の問題ではない
- 不注意優勢型・多動衝動性優勢型・混合型の3つのタイプがある
「うちの子、本当にADHD?」、ADHDの診断と評価を正しく理解する
ADHDの診断は問診・行動評価・心理検査の組み合わせで行う
- ADHDの診断は問診・行動評価・心理検査の組み合わせで行う
- 甲状腺疾患・睡眠障害・不安障害など、ADHDと紛らわしい疾患の除外が重要
「ゆっくりさん」の発達を見守るために、知的障害(知的発達症)の基礎
知的障害はIQだけでなく、適応行動の困難も含めて総合的に判断する
- 知的障害はIQだけでなく、適応行動の困難も含めて総合的に判断する
- 軽度〜最重度まで幅広く、軽度は早期に気づかれにくい
ADHDの薬物療法、薬の種類・効果・副作用を正しく理解する
薬は「治す」ためではなく「困りごとを軽減する」ために使います。環境調整・行動療法と組み合わせる三本柱が基本です
- 薬は「治す」ためではなく「困りごとを軽減する」ために使います
- 薬物療法だけで全てが解決するわけではありません
ASDのコミュニケーション支援、絵カード・PECS・視覚支援の活用
- 「話せない」のではなく「伝え方が違う」と理解することが大切です
- - 「話せない」のではなく「伝え方が違う」と理解することが大切です
- - 視覚的な情報処理が得意なお子さんが多い
発達性協調運動症(DCD)、「不器用さ」の背景にある発達特性
- DCDは「練習不足」や「やる気の問題」ではありません
- - DCDは「練習不足」や「やる気の問題」ではありません
- - 脳の運動プランニングや感覚統合の問題が背景にあります
学習障害(LD)の基礎、読み書き計算の困難の理解と早期発見
- 知的に遅れがないのに特定の学習が著しく困難な状態
- - 知的に遅れがないのに特定の学習が著しく困難な状態
- - 「やる気の問題」「練習不足」ではありません
読字障害(ディスレクシア)、読みの困難の原因・評価・支援方法
- 「読めない」のではなく「読むのに大きなエネルギーを使う」状態
- - 「読めない」のではなく「読むのに大きなエネルギーを使う」状態
- - 日本語では、ひらがなより漢字の読みで困難が顕著になることが多い
書字障害(ディスグラフィア)、書くことの困難の理解と支援
- 「字が汚い」だけでは書字障害とは限りません。日常生活への支障の程度が重要
- - 「字が汚い」だけでは書字障害とは限りません。日常生活への支障の程度が重要
- - 何度書き取りをしても覚えられないのは「努力不足」ではありません
算数障害(ディスカリキュリア)、数の概念の困難と支援方法
- 「算数が苦手」と「算数障害」は異なります
- - 「算数が苦手」と「算数障害」は異なります
- - 数の基本的な感覚(数量感覚)に困難があるのが特徴
感覚過敏と感覚鈍麻、触覚・聴覚・味覚等の感覚処理の特性
- 同じお子さんが、ある感覚では過敏、別の感覚では鈍麻、ということがあります
- - 同じお子さんが、ある感覚では過敏、別の感覚では鈍麻、ということがあります
- - 感覚の特性は「わがまま」や「気のせい」ではなく、脳の情報処理の違いです
偏食と発達障害、発達特性に関連する偏食の理解と対応
- 発達障害の偏食は「わがまま」や「しつけの問題」ではありません
- - 発達障害の偏食は「わがまま」や「しつけの問題」ではありません
- - 背景にある感覚の特性やこだわりを理解することが大切
癇癪への対応、癇癪の理解と段階的な対応法
- 癇癪自体は正常な発達の一部で、多くのお子さんに見られる
- - 癇癪自体は正常な発達の一部で、多くのお子さんに見られる
- - 頻度・強度・持続時間・年齢で「通常の範囲」かどうかを判断
切り替えが苦手な子、活動の切り替えが難しい子への支援
- 切り替えの困難は脳の実行機能の発達と関係している
- - 切り替えの困難は脳の実行機能の発達と関係している
- - 「わがまま」「言うことを聞かない」のではない
集団生活が苦手な子、園や学校での集団適応の困難と支援
- 集団生活の困難には必ず背景がある
- - 集団生活の困難には必ず背景がある
- - 「集団が苦手」ではなく「何が苦手で集団が困難か」を考える
発達障害と睡眠問題、発達障害に伴う睡眠の問題と対策
- 発達障害のある子の50〜80%に睡眠問題がある
- - 発達障害のある子の50〜80%に睡眠問題がある
- - メラトニンの分泌パターンの違いが一因
見えにくいSOSに気づくために、発達障害の二次障害
- 二次障害は発達障害そのものではなく、環境との不一致から生じる
- - 二次障害は発達障害そのものではなく、環境との不一致から生じる
- - 内在化(不安・抑うつ)と外在化(反抗・非行)の2タイプがある
「お兄ちゃんだから我慢してね」は禁句です、きょうだい児の支援
きょうだい児が抱えやすい感情と、家庭・社会でできる支援のポイント
- きょうだい児の一定割合が心理的困難を経験すると報告される
- 寂しさ、罪悪感、怒り、不安など複雑な感情を抱きやすい
「まだ首が座らない」「寝返りしない」、焦らなくて大丈夫。でも知っておきたいこと
首すわりは3〜5ヶ月、寝返りは4〜7ヶ月が正常範囲。個人差は非常に大きい
- 首すわりは3〜5ヶ月、寝返りは4〜7ヶ月が正常範囲。個人差は非常に大きい
- タミータイム(うつ伏せ遊び)は運動発達を促す有効な方法
ハイハイしないけど大丈夫?、お座りとハイハイの「正解」はひとつじゃない
お座りは6〜9ヶ月、ハイハイは7〜11ヶ月が正常範囲。いずれも個人差が大きい
- お座りは6〜9ヶ月、ハイハイは7〜11ヶ月が正常範囲。いずれも個人差が大きい
- ハイハイをスキップして歩き始める子もいる。移動スタイルは十人十色
1歳を過ぎてもまだ歩かない、「18ヶ月まで」が一つの目安です
独歩の正常範囲は9〜18ヶ月。平均12ヶ月だが、15ヶ月で歩き始める子も珍しくない
- 独歩の正常範囲は9〜18ヶ月。平均12ヶ月だが、15ヶ月で歩き始める子も珍しくない
- 歩行器は転倒・転落事故のリスクが高く、歩行開始を早める効果もないため推奨されない
喃語から三語文へ、月齢別・言葉の発達ロードマップ
言葉の発達は「理解」が先、「表出(話す)」が後。理解語彙のほうが予後を反映する
- 言葉の発達は「理解」が先、「表出(話す)」が後。理解語彙のほうが予後を反映する
- 1歳半で有意語なし、2歳で二語文なしが「相談の目安」。ただしLate Talkerの約80%は追いつく
「あれ見て!」が育つとき、指さしと共同注意が教えてくれること
指さしは「言葉の前の言葉」。興味の指さし→要求→叙述→応答と段階的に発達する
- 指さしは「言葉の前の言葉」。興味の指さし→要求→叙述→応答と段階的に発達する
- 共同注意(三項関係)は社会性と言語発達の土台。9〜12ヶ月頃から発達する
「目が合わないんです」、視線が合いにくいお子さんの理解
- 視線が安定するのは生後2-3ヶ月頃から
- - 視線が安定するのは生後2-3ヶ月頃から
- - 4-6ヶ月で目を見て微笑む反応が出る
「元気がいいだけ」と「ADHD」の境界線、多動は個性?障害?
場面に応じたコントロールの有無が活発な子とADHDを分ける最大の違い
- 場面に応じたコントロールの有無が最大の違い
- ADHDは「したくてもできない」状態
「家ではおしゃべりなのに……」、場面緘黙の理解と支援
- 場面緘黙は不安障害の一つで、わがままではない
- - 場面緘黙は不安障害の一つで、わがままではない
- - 有病率は0.7-2%で稀ではない
「療育って何をするところ?」、発達障害と療育の基礎知識
- 療育は「訓練」ではなく「発達支援」
- - 療育は「訓練」ではなく「発達支援」
- - お子さんの特性に合わせた個別支援計画に基づく
我が子に合った居場所を見つける、児童発達支援事業所の選び方
未就学児が対象の通所サービス。受給者証で自己負担1割、センター型と事業所型があります
- 未就学児が対象の通所サービス
- 受給者証で利用可能(自己負担1割)
「普通学級?支援学級?」、発達障害と就学相談
- 就学相談は「最適な学びの場」を一緒に考えるプロセス
- - 就学相談は「最適な学びの場」を一緒に考えるプロセス
- - 4つの就学先の選択肢がある
通常学級・通級・支援学級・支援学校の違い、特別支援教育の基礎
特別支援教育は全ての学校で行われている
- 特別支援教育は全ての学校で行われている
- 通常学級の約8.8%が支援を必要としている
「通級ってどんなところ?」、通級指導教室の基礎知識
- 通級は通常学級に在籍しながら個別指導を受ける
- - 通級は通常学級に在籍しながら個別指導を受ける
- - 週1-8時間の個別指導
「放課後どこに行けばいい?」、放課後等デイサービスの基礎知識
放デイは障害のある就学児のための福祉サービス。受給者証で自己負担1割、個別支援計画に基づく療育を受けられます
- 放デイは障害のある就学児のための福祉サービス
- 受給者証が必要(自己負担1割)
「子どもに伝えるべき?」、発達障害の告知と自己理解
- 告知は「プロセス」であり、一度の出来事ではない
- - 告知は「プロセス」であり、一度の出来事ではない
- - 適切な告知は自己肯定感を保つ
「学校に行きたくない」、発達障害と不登校
- 不登校児の20-30%に発達障害の特性がある
- - 不登校児の20-30%に発達障害の特性がある
- - 不登校は「怠け」ではなくSOS
「頭はいいのに困っている」、ギフテッドと2E(二重に特別な子ども)
- ギフテッドはIQ130以上が一つの目安
- - ギフテッドはIQ130以上が一つの目安
- - 高い能力と困難が共存することがある
「検査の数字が気になります」、発達検査の読み方
- 年齢と目的に応じた検査がある
- - 年齢と目的に応じた検査がある
- - 乳幼児はK式、学童期はWISCが多い
港区で使える発達支援サービスまとめ
- 迷ったらかかりつけ小児科に相談
- - 迷ったらかかりつけ小児科に相談
- - 保健師への相談は乳幼児健診が入口
「叱ってばかりで疲れます」、ペアレントトレーニングの基礎
- 保護者が関わり方のスキルを学ぶプログラム
- - 保護者が関わり方のスキルを学ぶプログラム
- - 「親が悪い」のではない
「キスの病気?」、EBウイルスと伝染性単核球症を正しく知ろう
EBウイルスは唾液を介して感染し、日本人の95%以上が成人までに感染する
- EBウイルスは唾液を介して感染し、日本人の95%以上が成人までに感染する
- 乳幼児期の初感染は軽症が多いが、思春期以降は「伝染性単核球症」として発症しやすい
「RSウイルスに似てる?」、ヒトメタニューモウイルスを知っておこう
ヒトメタニューモウイルス(hMPV)はRSウイルスに次いで乳幼児の下気道感染症の原因として多い
- ヒトメタニューモウイルス(hMPV)はRSウイルスに次いで乳幼児の下気道感染症の原因として多い
- 春先(3〜6月)に流行のピークがあり、RSウイルスとは時期がずれる
「新生児が突然ぐったり」、パレコウイルスは小さな赤ちゃんに要注意
パレコウイルスA3型は新生児・乳児早期に重症感染を起こしうるウイルス
- パレコウイルスA3型は新生児・乳児早期に重症感染を起こしうるウイルス
- 高熱+哺乳不良+ぐったりが主な症状で、敗血症様の経過をとることがある
「妊娠中の感染が心配」、サイトメガロウイルスと先天性感染を知ろう
サイトメガロウイルス(CMV)は先天性感染症の最多原因で、出生児の約300人に1人が感染
- サイトメガロウイルス(CMV)は先天性感染症の最多原因で、出生児の約300人に1人が感染
- 妊娠中の初感染が最もリスクが高いが、再感染・再活性化でも起こりうる
「猫を飼っていても大丈夫?」、トキソプラズマと妊娠・子育て
トキソプラズマは猫の糞便や生肉を介して感染する寄生虫で、妊娠中の初感染が問題になる
- トキソプラズマは猫の糞便や生肉を介して感染する寄生虫で、妊娠中の初感染が問題になる
- 先天性トキソプラズマ症は水頭症・脈絡網膜炎・脳内石灰化が3大症状
「口の周りにブツブツ!」、ヘルペスウイルスの種類と子どもの感染症
ヘルペスウイルスは8種類あり、子どもに関わるものは主にHSV-1(口唇ヘルペス)とHHV-6/7(突発性発疹)
- ヘルペスウイルスは8種類あり、子どもに関わるものは主にHSV-1(口唇ヘルペス)とHHV-6/7(突発性発疹)
- 単純ヘルペスの初感染では高熱+口内炎(ヘルペス性歯肉口内炎)が特徴的
「男の子も打つべき?」、HPVワクチンの最新情報と正しい理解
HPVワクチンは子宮頸がんだけでなく、中咽頭がん・肛門がんなど複数のがんを予防する
- HPVワクチンは子宮頸がんだけでなく、中咽頭がん・肛門がんなど複数のがんを予防する
- 男性への定期接種化は2026年時点で厚労省で検討中。4価・9価ワクチンは男性にも適応拡大済みで、任意接種として推奨される
「赤ちゃんにB型肝炎ワクチンを打つ理由」、0歳から始める肝臓がん予防
B型肝炎ウイルス(HBV)は乳幼児期の感染ほどキャリア化(持続感染)しやすい
- B型肝炎ウイルス(HBV)は乳幼児期の感染ほどキャリア化(持続感染)しやすい
- 2016年10月から0歳児全員への定期接種が開始。生後2ヶ月から3回接種
「飲むワクチン」、ロタウイルスワクチンで赤ちゃんを守ろう
ロタウイルスは5歳までにほぼ全員が感染し、乳幼児の重症胃腸炎の最多原因
- ロタウイルスは5歳までにほぼ全員が感染し、乳幼児の重症胃腸炎の最多原因
- 2020年10月から定期接種化。生後6週から接種可能な「飲むワクチン」
「留学前に必要?」、髄膜炎菌ワクチンと侵襲性髄膜炎菌感染症
侵襲性髄膜炎菌感染症は致死率10%、後遺症率20%の非常に重篤な感染症
- 侵襲性髄膜炎菌感染症は致死率10%、後遺症率20%の非常に重篤な感染症
- 日本では稀だが、寮生活・海外留学・大規模イベント参加時にリスクが上昇
「はしかだけは絶対にかかってはいけない」、最強の感染力を持つ麻疹のすべて
麻疹は基本再生産数12〜18と、すべての感染症の中で最も感染力が強い。空気感染するため同じ空間にいるだけで感染する
- 麻疹は基本再生産数12〜18と、すべての感染症の中で最も感染力が強い。空気感染するため同じ空間にいるだけで感染する
- 肺炎・脳炎・SSPE(亜急性硬化性全脳炎)など重篤な合併症があり、先進国でも1,000人に1〜3人が死亡する
「三日ばしか」と侮るなかれ、風疹と先天性風疹症候群を防ぐために
風疹そのものは軽症で終わることが多いが、妊娠初期の感染は先天性風疹症候群(CRS)を引き起こし、赤ちゃんに白内障・難聴・心疾患などの重大な障害をもたらす
- 風疹そのものは軽症で終わることが多いが、妊娠初期の感染は先天性風疹症候群(CRS)を引き起こし、赤ちゃんに白内障・難聴・心疾患などの重大な障害をもたらす
- MRワクチン2回接種で風疹は予防可能。子どもだけでなく、保護者(特に成人男性)の接種歴の確認が重要
ワクチンの"賞味期限"を知っていますか?、百日咳ワクチンの追加接種が必要な理由
百日咳ワクチン(4種混合)の効果は接種後5〜8年で減弱する。学童期以降は免疫が低下している可能性がある
- 百日咳ワクチン(4種混合)の効果は接種後5〜8年で減弱する。学童期以降は免疫が低下している可能性がある
- 2024年4月から5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)が導入され、就学前の追加接種(3種混合)も推奨されるようになった
水ぼうそうのウイルスは体の中に"眠っている"、帯状疱疹と子ども
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。水ぼうそうにかかった(またはワクチンを打った)人なら子どもでも発症しうる
- 帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。水ぼうそうにかかった(またはワクチンを打った)人なら子どもでも発症しうる
- 子どもの帯状疱疹は比較的軽症で済むことが多いが、免疫低下時や胎内感染後は注意が必要
「いつから登園・登校できますか?」、感染症と出席停止基準の完全ガイド
学校保健安全法に基づき、感染症ごとに出席停止期間が定められている。正しい基準を知っておくことで不要な長期欠席を避けられる
- 学校保健安全法に基づき、感染症ごとに出席停止期間が定められている。正しい基準を知っておくことで不要な長期欠席を避けられる
- 保育園では「意見書(医師が記載)」と「登園届(保護者が記載)」の2種類の書類があり、感染症の種類によって必要な書類が異なる
「とりあえず抗生物質」は卒業しよう、抗菌薬が効く病気・効かない病気
風邪の90%はウイルス性。抗菌薬(抗生物質)はウイルスには一切効かない
- 風邪の90%はウイルス性。抗菌薬(抗生物質)はウイルスには一切効かない
- 「念のため抗菌薬」が耐性菌(AMR)を生み出す最大の原因。世界で年間127万人が死亡
「免疫力を上げるサプリ」より大切なこと、子どもの免疫を守る生活習慣
「免疫力」は単一の数値で測れない。睡眠・食事・運動という基本の生活習慣こそが免疫機能の土台
- 「免疫力」は単一の数値で測れない。睡眠・食事・運動という基本の生活習慣こそが免疫機能の土台
- 「免疫力を上げるサプリ」の科学的根拠は乏しい。お金をかけるべきは睡眠環境と食事のバランス
「副反応が怖い」を正しく理解する、予防接種の副反応への対応
副反応の多くは軽微(発熱・局所腫脹・不機嫌)で、1〜2日で自然に治まる
- 副反応の多くは軽微(発熱・局所腫脹・不機嫌)で、1〜2日で自然に治まる
- 「副反応が怖いから打たない」選択は、VPD(ワクチンで防げる病気)にかかるリスクのほうがはるかに大きい
海外旅行、その前に、渡航先別・子どもの予防接種ガイド
渡航先によって必要なワクチンが異なる。出発の6〜8週間前にはトラベルクリニックに相談を
- 渡航先によって必要なワクチンが異なる。出発の6〜8週間前にはトラベルクリニックに相談を
- A型肝炎・狂犬病・腸チフス・黄熱など、国内の定期接種にはないワクチンが必要になることがある
「次のパンデミック」に備える、新興感染症から子どもを守るために
新興・再興感染症は今後も起こりうる。COVID-19の経験を「備え」に変えることが大切
- 新興・再興感染症は今後も起こりうる。COVID-19の経験を「備え」に変えることが大切
- 子どもの感染対策の基本は変わらない。手洗い・換気・予防接種を日常の習慣に
「卵アレルギーでもここまで食べられる」、段階的な管理と最新の考え方
卵アレルギーは食物アレルギーの中で最多だが、約80%は小学校入学までに耐性を獲得する
- 卵アレルギーは食物アレルギーの中で最多だが、約80%は小学校入学までに耐性を獲得する
- 「完全除去」ではなく「食べられる範囲で食べる」が現在の標準的な管理方針
「牛乳がダメでも栄養は大丈夫?」、牛乳アレルギーと代替栄養の考え方
牛乳アレルギーは乳児期の食物アレルギーで卵に次いで多く、多くは学童期までに耐性を獲得する
- 牛乳アレルギーは乳児期の食物アレルギーで卵に次いで多く、多くは学童期までに耐性を獲得する
- 牛乳除去時はカルシウム・ビタミンDの代替摂取が重要。代替ミルクの選択にも注意が必要
「パンもうどんもダメ?」、小麦アレルギーの管理と代替食品
小麦アレルギーは卵・牛乳に次いで3番目に多く、約80%が学童期までに耐性を獲得する
- 小麦アレルギーは卵・牛乳に次いで3番目に多く、約80%が学童期までに耐性を獲得する
- 小麦は主食に使われるため除去の影響が大きいが、米粉やグルテンフリー食品で代替可能
「少量でも命に関わる?」、ナッツアレルギーの正しい知識と対応
ナッツアレルギーは近年増加傾向で、重症アナフィラキシーのリスクが高い食物アレルギー
- ナッツアレルギーは近年増加傾向で、重症アナフィラキシーのリスクが高い食物アレルギー
- 木の実類(クルミ、カシューナッツ等)とピーナッツは植物学的に異なるが、複数に反応する子もいる
「給食が心配です」、食物アレルギーの給食対応と学校生活
学校・保育園での食物アレルギー対応は「学校生活管理指導表」の提出が基本
- 学校・保育園での食物アレルギー対応は「学校生活管理指導表」の提出が基本
- 給食対応は「完全除去対応」が原則で、「少しだけ除去」は事故のリスクが高い
アトピー性皮膚炎の最新治療、「塗る」から「治す」時代へ
プロアクティブ療法(症状が落ち着いた後も予防的に塗り続ける方法)で再燃を大幅に減らせる
- プロアクティブ療法(症状が落ち着いた後も予防的に塗り続ける方法)で再燃を大幅に減らせる
- ステロイド以外の選択肢(タクロリムス軟膏、JAK阻害薬外用、生物学的製剤)が小児にも使える時代に
喘息の長期管理、「発作を止める」から「発作を起こさない」へ
喘息は「発作の病気」ではなく「気道の慢性炎症」。発作がない時も気道はくすぶっている
- 喘息は「発作の病気」ではなく「気道の慢性炎症」。発作がない時も気道はくすぶっている
- 吸入ステロイド薬(ICS)は長期管理の柱。正しい吸入手技と毎日の継続が効果のカギ
アレルギー性鼻炎、鼻づまりは「たかが鼻」では済まされない
アレルギー性鼻炎は「通年性(ダニ)」と「季節性(花粉)」の2タイプ。ダニが圧倒的に多い
- アレルギー性鼻炎は「通年性(ダニ)」と「季節性(花粉)」の2タイプ。ダニが圧倒的に多い
- 鼻づまりは睡眠障害・集中力低下・口呼吸につながる。子どもの学校生活に大きな影響
アナフィラキシーの対応とエピペン、「迷ったら打つ」が命を守る
アナフィラキシーは複数の臓器にアレルギー症状が同時に出る重篤な反応。食物が最多の原因
- アナフィラキシーは複数の臓器にアレルギー症状が同時に出る重篤な反応。食物が最多の原因
- エピペンは太ももの外側に打つだけ。「迷ったら打つ」が国際的なコンセンサス
食物経口負荷試験、「食べられるかどうか」を安全に確かめる検査
食物経口負荷試験(OFC)は食物アレルギーの「唯一の確定診断法」であり「安全に食べられる量を知る検査」
- 食物経口負荷試験(OFC)は食物アレルギーの「唯一の確定診断法」であり「安全に食べられる量を知る検査」
- 検査は医療機関で万全の体制のもと実施。目的は「全か無か」ではなく「どこまで食べられるか」
アレルギーマーチ、アトピーから喘息・花粉症へ進む流れを知ろう
アレルギーマーチとは、乳児期のアトピー性皮膚炎→食物アレルギー→気管支喘息→花粉症と年齢とともにアレルギー疾患が変遷する現象
- アレルギーマーチとは、乳児期のアトピー性皮膚炎→食物アレルギー→気管支喘息→花粉症と年齢とともにアレルギー疾患が変遷する現象
- 皮膚バリアの破綻が経皮感作を引き起こし、マーチの起点となる。早期スキンケアが最大の予防策
「鼻がムズムズ、目がかゆい」、ダニ・ハウスダストアレルギー
- ダニアレルギーは通年性アレルギーの最大の原因
- - ダニアレルギーは通年性アレルギーの最大の原因
- - ダニの糞や死骸がアレルゲン
「ペットを飼っても大丈夫?」、ペットアレルギーの基礎知識
- 毛ではなく唾液・皮脂・尿中のタンパク質が原因
- - 毛ではなく唾液・皮脂・尿中のタンパク質が原因
- - 猫アレルゲンは特に強力で浮遊しやすい
「薬で発疹が出ました」、小児の薬物アレルギー
- 薬の後の発疹=薬アレルギーとは限らない
- - 薬の後の発疹=薬アレルギーとは限らない
- - ウイルス性の発疹が最も多い
「ゴム手袋でかゆくなる」、ラテックスアレルギーと交差反応
- 天然ゴムのタンパク質に対するアレルギー
- - 天然ゴムのタンパク質に対するアレルギー
- - ゴム風船、手袋、絆創膏等に含まれる
「カサカサ肌が気になります」、子どもの乾燥肌とスキンケア
- 子どもの皮膚は薄く、バリア機能が未熟
- - 子どもの皮膚は薄く、バリア機能が未熟
- - 皮脂分泌が少なく乾燥しやすい
「水いぼは取るべき?」、伝染性軟属腫の最新治療
- ウイルスによる皮膚感染症
- - ウイルスによる皮膚感染症
- - 自然に治るが6-12か月かかる
「足の裏にいぼができました」、尋常性疣贅(いぼ)の治療
- HPVによる皮膚感染症
- HPVによる皮膚感染症で、水いぼ(伝染性軟属腫)とは別の病気
- 子どもでは2年で約3分の2が自然に消えるという報告もある
「頭がかゆい!」、アタマジラミの対処法
- 不潔とは関係なく感染する
- - 不潔とは関係なく感染する
- - 頭と頭の直接接触が主な感染経路
「全身がかゆい!」、疥癬(かいせん)の基礎知識
- ヒゼンダニによる皮膚感染症
- - ヒゼンダニによる皮膚感染症
- - 5-15分以上の密接な肌の接触で感染
「水虫は大人の病気」と思っていませんか?、子どもの白癬のはなし
白癬(水虫)は子どもにもうつる。子どもでは頭部白癬が最も多く、フケや脱毛斑として見つかる
- 白癬(水虫)は子どもにもうつる。子どもでは頭部白癬が最も多く、フケや脱毛斑として見つかる
- 柔道・レスリングなどの格闘技ではトリコフィトン・トンスランス感染症が問題になっている
「ニキビかと思ったら膿が出て……」、毛嚢炎と細菌性皮膚感染症のはなし
毛嚢炎は毛穴の細菌感染。軽症は局所ケアで治るが、広がると癤・癰や蜂窩織炎に進展する
- 毛嚢炎は毛穴の細菌感染。軽症は局所ケアで治るが、悪化すると癤(せつ)・癰(よう)に進展する
- 市中MRSA感染が増加しており、通常の抗菌薬が効かない皮膚感染症に注意が必要
「この"あざ"は消えますか?」、母斑の種類と経過のはなし
あざ(母斑)には赤・青・茶・黒・白の5種類があり、それぞれ原因と経過が異なる
- あざ(母斑)には赤・青・茶・黒・白の5種類があり、それぞれ原因と経過が異なる
- 多くのあざは経過観察でよいが、カフェオレ斑が6個以上ある場合は神経線維腫症を疑って精査が必要
「子どもに日焼け止めは必要ですか?」、紫外線対策とビタミンDのバランス
子どもの皮膚は薄く紫外線の影響を受けやすい。子どもの頃の紫外線曝露が将来の皮膚がんリスクに影響する
- 子どもの皮膚は薄く紫外線の影響を受けやすい。子どもの頃の紫外線曝露が将来の皮膚がんリスクに影響する
- 日焼け止めは生後6ヶ月から使用可能。SPF30以上のノンケミカルタイプが子どもに適している
「触っただけでかぶれるの?」、接触皮膚炎のはなし
接触皮膚炎には刺激性とアレルギー性の2つの型がある。子どもではおむつかぶれ・よだれかぶれなどの刺激性が多い
- 接触皮膚炎には刺激性とアレルギー性の2つの型がある。子どもではおむつかぶれ・よだれかぶれなどの刺激性が多い
- 植物かぶれ(ウルシ、イチョウ等)はアレルギー性接触皮膚炎。一度感作されると再接触で発症する
「突然泣いて足を縮める」、腸重積の早期発見
腸重積は生後3か月〜2歳に多く、24時間以内の処置が鍵。泣いては治まるを繰り返す間欠的腹痛が最重要サイン
- 生後3か月〜2歳に多く、ピークは生後5〜9か月
- 腸が腸の中にはまり込む病気で、間欠的腹痛が典型サイン
「ミルクを勢いよく吐きます」、肥厚性幽門狭窄症
- 生後2-8週に発症
- - 生後2-8週に発症
- - 男児に多い
「足の付け根が膨らんでいます」、鼠径ヘルニアの基礎知識
鼠径ヘルニアは小児外科で最多の手術対象。嵌頓リスクと手術のタイミング、臍ヘルニアとの違いを外来目線で解説
- 小児の1〜5%に見られ、男児に多い
- 自然治癒はほとんどなく、手術が標準治療
「おへそが出っ張っています」、臍ヘルニア(でべそ)
- 新生児の5-10%に見られる
- - 新生児の5-10%に見られる
- - 多くは1-2歳までに自然に治る
「右のお腹が痛い」、小児の虫垂炎(盲腸)
小児の虫垂炎は5-15歳に多く、穿孔率が高いため早期診断が重要
- 5-15歳に多く、ピークは10-12歳
- 小児は穿孔率が高い(30-40%)
「検査では異常がないのにお腹が痛い」、機能性腹痛
- 検査で異常がなくても痛みは本物
- - 検査で異常がなくても痛みは本物
- - 学童のおよそ10人に1人が経験
「いつも吐き戻します」、胃食道逆流症(GERD)
- 乳児の吐き戻しの多くは生理的
- - 乳児の吐き戻しの多くは生理的
- - 体重が順調に増えていれば心配ない
「お腹が痛くてトイレから出られない」、子どもの過敏性腸症候群(IBS)
検査で異常がない機能性の腸疾患。脳腸相関の異常で腹痛と便通異常が繰り返される
- 検査で異常がない機能性の腸疾患
- 脳と腸のコミュニケーション異常が原因
「おしりが赤く腫れています」、乳児の肛門周囲膿瘍
生後1〜6か月の男児に多い。肛門の周りが赤く腫れるが、多くは1歳頃までに自然に治まる
- 生後1〜6か月の男児に多い(男女比およそ9:1)
- 肛門の周りが赤く腫れる。切開が必要な場合もある
「牛乳を飲むとお腹が痛くなる」、乳糖不耐症
- 乳糖不耐症は酵素の不足による消化不良
- - 乳糖不耐症は酵素の不足による消化不良
- - 牛乳アレルギーとは異なる
「鼻水が黄色くてずっと続く……」、副鼻腔炎(蓄膿症)を正しく知ろう
風邪の鼻水が10日以上改善しない場合は副鼻腔炎を疑う
- 風邪の鼻水が10日以上改善しない場合は副鼻腔炎を疑う
- 子どもの副鼻腔は年齢とともに発達するため、大人とは症状の出方が異なる
「いびきがすごいんですが……」、扁桃肥大・アデノイド肥大を知ろう
扁桃・アデノイドは免疫組織であり、3〜7歳で生理的に最も大きくなる
- 扁桃・アデノイドは免疫組織であり、3〜7歳で生理的に最も大きくなる
- 病的な肥大は「いびき・睡眠時無呼吸・滲出性中耳炎」を引き起こすことがある
「子どものいびき、放っておいて大丈夫?」、小児の睡眠時無呼吸症候群
小児の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の有病率は1〜5%で、最も多い原因はアデノイド・扁桃肥大
- 小児の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の有病率は1〜5%で、最も多い原因はアデノイド・扁桃肥大
- いびきだけでなく、夜尿・多動・学習困難もOSAの症状であり、ADHDと誤診されることがある
「気管支炎と肺炎、何が違うの?」、見分け方と受診の目安
気管支炎はほとんどがウイルス性で自然に治るが、肺炎は細菌性の場合に抗菌薬が必要なことがある
- 気管支炎はほとんどがウイルス性で自然に治るが、肺炎は細菌性の場合に抗菌薬が必要なことがある
- 「呼吸が速い」「肩で息をする」「肋骨の間がへこむ」は肺炎を疑う重要なサイン
「むせやすい、繰り返す肺炎……」、子どもの誤嚥性肺炎を知ろう
子どもの誤嚥には「急性誤嚥(食べ物・異物)」と「慢性誤嚥(唾液・胃液)」の2つがある
- 子どもの誤嚥には「急性誤嚥(食べ物・異物)」と「慢性誤嚥(唾液・胃液)」の2つがある
- 繰り返す肺炎、原因不明の喘鳴、持続する咳は慢性誤嚥を疑うサインである
「オットセイのような咳が出ます」、クループ症候群
クループ症候群は犬吠様咳と吸気性喘鳴が特徴。夜間に悪化し、通常3〜5日で改善する
- 犬吠様の咳が特徴的
- 夜間に突然悪化する
「咳が長引きます」、子どもの気管支炎
気管支炎の多くはウイルス性で抗菌薬は不要。咳が1〜3週間続くことも珍しくない
- 多くはウイルス性で抗菌薬は不要
- 咳が1〜3週間続くことは珍しくない
「熱が下がりません」、小児の肺炎
- 肺炎は風邪とは異なる病気
- - 肺炎は風邪とは異なる病気
- - 高熱の持続と呼吸の異常が特徴
「咳がずっと続きます」、マイコプラズマ肺炎
- 学童期の肺炎の最多原因
- - 学童期の肺炎の最多原因
- - 潜伏期間が2-3週間と長い
「どんな咳が危ないの?」、小児の咳の見分け方
咳の音とタイミングが診断のヒント。犬吠様はクループ、ゼーゼーは喘息、突然の激しい咳は気道異物を疑う
- 咳の音とタイミングが診断のヒント
- 犬吠様はクループ、ゼーゼーは喘息
急性中耳炎の症状と治療|子どもが耳を痛がるとき
風邪の後に起こりやすい急性中耳炎の症状、抗菌薬の適応、鼓膜切開の判断、自然治癒のタイミングを小児科医が解説します。
- - 風邪の後に起こりやすい
- - 3歳までに約80%が経験
「聞こえが悪いかも?」、滲出性中耳炎
中耳に液体がたまる病気。痛みがなく、聞こえの悪さで気づかれることが多い
- 痛みがないため気づかれにくい
- 聞こえの悪さが主症状
「耳がかゆい、痛い」、外耳炎
外耳道の炎症。耳たぶを引っ張ると痛むのが中耳炎との違い。プールや耳かきが誘因
- 耳たぶを引っ張ると痛むのが特徴(中耳炎と違うポイント)
- プールと耳かきが二大誘因
「聞こえの検査は必要?」、子どもの難聴スクリーニング
- 生後数日以内に実施
- - 生後数日以内に実施
- - 痛みのない簡単な検査
「鼻血が止まりません!」、子どもの鼻出血
- 鼻いじりが最多原因
- - 鼻いじりが最多原因
- - 2-10歳に多い
「鼻水が黄色くて止まりません」、副鼻腔炎
- 風邪の後に起こりやすい
- - 風邪の後に起こりやすい
- - 鼻水が10日以上続いたら疑う
「いびきがひどいのですが」、扁桃肥大とアデノイド
- 扁桃とアデノイドは免疫組織
- - 扁桃とアデノイドは免疫組織
- - 3-7歳で最大になる
「寝ている間に呼吸が止まります」、小児の睡眠時無呼吸
小児の1〜4%に見られる。扁桃・アデノイド肥大が最多原因で、いびき+無呼吸が典型
- 小児の約1〜4%。2〜8歳がピーク
- 扁桃・アデノイド肥大が最多原因。学童以降は肥満も関与
「口が痛くて食べられません」、口内炎
- アフタ性口内炎が最も多い
- - アフタ性口内炎が最も多い
- - ウイルス性は発熱を伴うことが多い
「舌が短いと言われました」、舌小帯短縮症
- 新生児の約3-5%に見られる
- - 新生児の約3-5%に見られる
- - 舌の動きが制限される
「目の向きが気になります」、斜視
斜視は小児の約2〜3%に見られ、放置すると弱視につながる。偽斜視との区別と早期治療のタイミングを整理
- 斜視は小児の約2〜3%に見られる
- 乳児の「寄り目」は偽斜視(正常)のことが多い
「視力が出ません」、弱視の早期発見と治療
弱視は眼鏡をかけても視力が出ない状態。小児の約2-3%に見られ、早期発見・治療が極めて重要
- 眼鏡をかけても視力が出ない状態
- 小児の2-3%に見られる
「近視が進んでいます」、子どもの近視予防
子どもの近視が進む原因と、屋外活動・低濃度アトロピンなどの進行抑制法
- 近業の増加と屋外活動不足が近視進行の主因
- 屋外活動の時間を増やすことが最も確実な予防法
子どもの結膜炎|3タイプの見分け方と対処法
細菌性・ウイルス性・アレルギー性の結膜炎の見分け方、登園基準、眼科受診のタイミングを解説します。
- - 3つのタイプがある
- - 目やにの性状で区別できる
「いつも涙目です」、先天性鼻涙管閉塞
赤ちゃんの流涙・目やにが続くときの先天性鼻涙管閉塞の見分け方と涙嚢マッサージの方法
- 新生児の約5-20%に見られ、涙の排出路(鼻涙管)が塞がっている状態
- 約90%が1歳までに自然に開通する
「脚の形が気になります」、O脚・X脚
乳児のO脚は正常な発達。2〜4歳でX脚に変化し、6〜7歳で成人型に落ち着く
- 乳児のO脚は正常な発達
- 2〜4歳でX脚に変化
「土踏まずがありません」、扁平足
幼児の扁平足は正常な発達段階。6-8歳でアーチが完成する
- 幼児の扁平足はほとんどが正常な発達段階
- 6-8歳ごろまでに足のアーチが完成する
「つま先が内側を向いています」、内股歩き
内股歩きは3つの原因で起こり、年齢によって異なる。ほとんどは成長とともに自然に改善する
- 内股歩きの原因は3つあり、年齢によって現れ方が変わる
- ほとんどは成長とともに自然に改善する
「腕を動かしません!」、肘内障
1〜4歳に多い肘の亜脱臼。整復で数分で治る
- 1〜4歳に多い肘の亜脱臼
- 手を引っ張った後に腕を動かさなくなる
「夜に脚が痛いと泣きます」、成長痛
- 夜間の脚の痛み
- - 夜間の脚の痛み
- - 翌朝には消失
先天性股関節脱臼|見分け方と受診のタイミング
1,000人に1〜3人に見られる先天性股関節脱臼の症状、家庭でのチェック方法、整形外科受診の目安を解説します。
- - 1,000人に1-3人に見られる
- - 女児に多い
「腕を痛がっています」、子どもの骨折
子どもの骨は柔らかく、折れ方が大人と違う。成長板の骨折は要注意だが治りは早い
- 子どもは若木骨折・バックル骨折など独特の折れ方をする
- 成長板(骨端線)の骨折は成長障害のリスクがあり要注意
「背中が曲がっています」、側弯症
- 思春期の女児に多い
- - 思春期の女児に多い
- - 約80%が特発性(原因不明)
「膝の下が痛いです」、オスグッド病
成長期のスポーツをする子に多い膝の痛み。脛骨粗面の腫れと圧痛が特徴で、成長終了で改善する
- 成長期のスポーツをする子に多い膝の痛み
- 膝下の出っ張り(脛骨粗面)が痛み腫れる
「姿勢が悪いのですが」、猫背と姿勢
- スクリーンタイムと運動不足が主因
- - スクリーンタイムと運動不足が主因
- - 体幹の筋力低下が影響
「おねしょが治りません」、夜尿症
夜尿症は5歳以上で月1回以上の夜尿が3か月以上続く状態。自然治癒も多いが、生活指導とアラーム療法で治療できる
- 5歳以上で月1回以上の夜尿が3か月以上続く状態
- 毎年10〜15%が自然に治る。しつけの問題ではない
「おしっこの時に痛がります」、尿路感染症
- 乳児の原因不明の発熱の約5%がUTI
- - 乳児の原因不明の発熱の約5%がUTI
- - 大腸菌が最多原因
「おちんちんの皮がむけません」、包茎
- 乳幼児の包茎は正常
- - 乳幼児の包茎は正常
- - 思春期までに約95%が改善
「精巣が触れません」、停留精巣
停留精巣は男児の約3%に見られる。生後6か月までに多くが自然下降し、残れば手術を検討する
- 男児の約3%に見られる
- 生後6か月までに多くが自然下降
子どもの血尿|原因・受診目安・検査の流れ
子どもの尿が赤いときに考える原因、食事性の赤色尿との見分け方、腎臓内科受診のタイミングを解説します。
- - 原因不明が最も多い
- - 多くは心配不要
「心臓に雑音があると言われました」、心雑音
- 子どもの50-70%で心雑音が聞こえる
- - 子どもの50-70%で心雑音が聞こえる
- - 大部分は無害性(心配不要)
「熱が5日以上続いて発疹が出ました」、川崎病
- 4歳以下の子どもに多い
- - 4歳以下の子どもに多い
- - 6つの主要症状がある
先天性心疾患|種類・頻度・治療の基本
約100人に1人に見られる先天性心疾患について、心室中隔欠損症などの種類、経過観察と手術の判断を解説します。
- - 約100人に1人に見られる
- - VSDが最も多い
子どもの不整脈|動悸の原因と受診の目安
子どもの動悸・不整脈について、生理的な呼吸性不整脈と病的な不整脈の違い、循環器受診の目安を解説します。
- - 呼吸性不整脈は正常
- - 期外収縮の多くは良性
「朝起きられません」、起立性調節障害(OD)
- さぼりではなく病気
- さぼりではなく自律神経の病気。中学生の約10%に見られる
- 新起立試験で診断。水分・塩分の摂取と生活リズムが治療の基本
「うちの子、背が低いですか?」、低身長
- -2SD以下が医学的な低身長
- - -2SD以下が医学的な低身長
- - 成長曲線で経過を見ることが重要
子どもの肥満|肥満度の見方と生活改善のコツ
子どもの肥満度の計算方法、20%以上で肥満と判断する基準、生活習慣改善のポイントを小児科医が解説します。
- - 肥満度20%以上が肥満
- - 小学生の約10%が肥満
「胸がふくらんできました」、思春期早発症
- 女児7.5歳未満、男児9歳未満の発達は要注意
- - 女児7.5歳未満、男児9歳未満の発達は要注意
- - 女児に多い
「甲状腺が腫れていると言われました」、子どもの甲状腺疾患
- 甲状腺ホルモンは成長と脳の発達に必須
- - 甲状腺ホルモンは成長と脳の発達に必須
- - 特に乳幼児期の不足は知的発達に影響
「のどが渇いておしっこが増えました」、1型糖尿病
- 1型糖尿病は生活習慣と無関係
- - 1型糖尿病は生活習慣と無関係
- - 自己免疫が原因
「健診で血糖値が高いと言われました」、子どもの2型糖尿病
- 子どもの2型糖尿病は増加中
- - 子どもの2型糖尿病は増加中
- - 肥満と強く関連
「顔色が悪いと言われました」、鉄欠乏性貧血
- 小児で最も多い貧血
- - 小児で最も多い貧血
- - 生後6か月以降と思春期女児に多い
「くる病と言われました」、ビタミンD欠乏症
- 骨の形成とカルシウム吸収に必須
- 骨の形成とカルシウム吸収に欠かせないビタミン
- 日光と食事から得られる栄養素
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)とは
運動後の蕁麻疹やアナフィラキシーを起こすFDEIAの症状、原因食物(小麦・甲殻類)、診断、学校生活での注意点を解説します。
- - 食物と運動の組み合わせで発症
- - 小麦が最も多い原因食物
「血液の検査をしましたが」、新生児マススクリーニング
- 全ての新生児が対象の公費検査
- - 全ての新生児が対象の公費検査
- - 生後4-6日にかかとから採血
子どもの腹痛|原因と危険サイン・受診目安
子どもの腹痛で最も多い便秘から、虫垂炎・腸重積など緊急性の高い原因まで、見分け方と受診目安を解説します。
- - 便秘が最も多い原因
- - 年齢によって原因が異なる
「頭をぶつけました!」、子どもの頭部外傷
- 意識障害・繰り返す嘔吐は緊急
- - 意識障害・繰り返す嘔吐は緊急
- - 高所からの落下は受診を
「熱が出てけいれんしました!」、熱性けいれん
- 日本の小児の約8%が経験
- - 日本の小児の約8%が経験
- - てんかんとは異なる
「やけどしました!」、子どものやけど
やけどは流水で20分以上冷やすのが最優先。氷は使わず、水ぶくれは破かない
- 流水で20分以上冷やす
- 氷は使わない
子どもの誤飲|タバコ・電池・磁石の対処法
子どもが誤飲したときの対処法、タバコ・ボタン電池・磁石・医薬品など物品別の緊急度と受診判断を解説します。
- - タバコが最も多い
- - ボタン電池は特に危険
「水の事故から子どもを守る」、溺水
- 家庭の浴槽が最も危険
- - 家庭の浴槽が最も危険
- - わずか10cmの水深でも溺れる
「暑くてぐったりしています」、子どもの熱中症
- 子どもは熱中症になりやすい
- - 子どもは熱中症になりやすい
- - ベビーカーは地面に近く高温
「鼻に何か入れました!」、鼻・耳の異物
- 片側だけの臭い鼻水は異物を疑う
- - 片側だけの臭い鼻水は異物を疑う
- - 無理に取ろうとしない
「虫に刺されて腫れています」、子どもの虫刺され
蚊・ダニ・蜂・マダニ別の対応とアナフィラキシーの見極め、虫よけの年齢別の選び方を解説
- 子どもは虫刺されの反応が強く出やすい
- 掻きこわしによるとびひに注意
「骨が折れたかも!」、骨折の応急処置
- 変形・腫れ・動かせないが骨折のサイン
- - 変形・腫れ・動かせないが骨折のサイン
- - 子どもは骨折しても動けることがある
「なかなか寝てくれません」、子どもの睡眠
- 年齢に応じた睡眠時間を確保
- - 年齢に応じた睡眠時間を確保
- - 日本の子どもの睡眠時間は世界的に短い
「スマホばかり見ています」、スクリーンタイム
- 2歳未満はなるべく避ける
- - 2歳未満はなるべく避ける
- - 2-5歳は1日1時間以内
「運動不足が心配です」、子どもの運動と体力
WHOは5〜17歳の子どもに1日60分以上の中等度以上の身体活動を推奨。運動は体力だけでなく学力やメンタルにも効く
- WHO推奨は5〜17歳で1日平均60分以上の中等度〜高強度の身体活動
- 有酸素・筋力・骨を強くする運動を週3回以上組み合わせる
「偏食がひどくて心配です」、子どもの食事と栄養
- 2-6歳の偏食は正常な発達過程
- - 2-6歳の偏食は正常な発達過程
- - 成長曲線に沿っていれば心配ない
「虫歯が心配です」、子どもの歯の健康
- 最初の歯が生えたら歯磨き開始
- - 最初の歯が生えたら歯磨き開始
- - 8-9歳まで仕上げ磨きを
「うんちが出ません」、便秘の生活指導
- 週3回未満が便秘の目安
- - 週3回未満が便秘の目安
- - 排便を我慢すると悪循環に
「おしりが赤くなっています」、おむつかぶれ
- 湿気と便の刺激が主な原因
- - 湿気と便の刺激が主な原因
- - 下痢の時に悪化しやすい
「毎晩泣いて起きます」、夜泣き
- 多くは1歳半までに改善
- - 多くは1歳半までに改善
- - 発達上正常な現象
「指しゃぶりがやめられません」、指しゃぶり
- 3歳までは正常な行動
- - 3歳までは正常な行動
- - 多くは自然にやめる
「目が見えているか心配です」、視力とスクリーニング
子どもの視力は6歳頃に完成する。臨界期のうちに弱視や斜視を拾い上げることが、将来の見え方を守る鍵
- 視力は6歳頃に成人レベルに達する
- 生後〜6歳が視覚の臨界期。ここを逃すと弱視が残りやすい
「トイトレ、いつ始めればいい?」、トイレトレーニング
レディネスのサインを確認してから始める。多くは2歳〜2歳半頃に開始。焦らないことが最も大切
- レディネスのサインを確認してから始める
- 開始の目安は2歳〜2歳半頃
「体重が増えすぎ?増えなさすぎ?」、体重管理
- 一時点ではなく経過が大切
- - 一時点ではなく経過が大切
- - 成長曲線に沿っていればOK
「日焼け止めは必要?」、子どもの紫外線対策
- 過度な紫外線は有害
- - 過度な紫外線は有害
- - 適度な日光はビタミンDに必要
「SNSばかり見ています」、SNSと子どもの心
SNSは使い方次第で良くも悪くもなる。自己肯定感・使用時間・いじめ対策を外来の視点で整理します
- 使い方次第で良くも悪くもなる
- 自己肯定感への影響が最大の懸念
「上の子が赤ちゃん返りしています」、きょうだいの関係
赤ちゃん返りは正常な反応。愛情確認の表れで、適切な対応でおさまる
- 赤ちゃん返りは正常な反応
- 愛情確認の表れ
「自信のない子になってほしくない」、自己肯定感
- 自己肯定感は「ありのままの自分でOK」と感じる力
- - 自己肯定感は「ありのままの自分でOK」と感じる力
- - 日本の子どもは国際比較で低い
「ストレスを感じているようです」、子どものストレス
- 年齢によってサインが異なる
- - 年齢によってサインが異なる
- - 体の症状として現れることが多い
「地震の後、子どもが不安がっています」、災害時の子どもの対応
- 災害後の反応は正常なストレス反応
- - 災害後の反応は正常なストレス反応
- - 年齢によって表れ方が異なる
「海外旅行に行きます」、海外旅行と子どもの健康
- 4-6週間前に渡航相談
- - 4-6週間前に渡航相談
- - 渡航先に応じたワクチンを
「赤ちゃんはどこから来るの?」、子どもへの性教育
- 3歳頃から段階的に
- - 3歳頃から段階的に
- - 聞かれた時が教える時
「元気がないのは怠けじゃない」、子どものうつ病
子どものうつ病は怠けや甘えではない。大人と違いイライラや身体症状として現れやすく、中学生では約3〜8%と決して珍しくない
- 子どものうつ病は怠けや甘えではない
- 大人と違いイライラ・怒りっぽさが主症状になりうる [2]
「心配しすぎは性格じゃない」、子どもの不安障害
子どもの不安障害の見分け方と治療。CBTが第一選択、約60%が改善する
- 不安障害は子どもの精神疾患の中で最も頻度が高い(有病率6〜20%)
- 「心配性」と片付けず、生活への支障の有無で判断する
「ママがいないとダメ!」、分離不安症の理解と対応
生後8か月〜3歳の分離不安は正常な発達ですが、学童期以降に強く続く場合は治療対象になります
- 生後8か月〜3歳の分離不安は正常な発達過程
- 学童期以降に強い分離不安が4週間以上続くなら受診を
「わざとじゃないんです」、チック症の正しい理解
チックは不随意運動であり、わざとではない。小児の約15〜20%が一過性に経験し、多くは思春期後半までに自然に軽快する
- チックは不随意運動であり、わざとではない [2]
- 小児の約15〜20%が一過性に経験する一般的な症状 [1]
「何度も手を洗わずにいられない」、強迫性障害(OCD)
強迫性障害(OCD)は小児の約1〜3%に認められ、適切な治療で改善が期待できます
- OCDは不合理だとわかっていても止められないのが特徴 [2]
- 小児の約1〜3%に認められる [1]
「食べない、食べすぎ、それは病気かもしれない」、摂食障害
摂食障害は命に関わりうる深刻な疾患で、早期発見が予後を左右する
- 摂食障害は命に関わりうる深刻な疾患 [3]
- 神経性やせ症の死亡率は精神疾患の中で最も高い [3]
「自分を傷つけてしまう」、自傷行為の理解と対応
自傷行為の多くは自殺の意図なく行われますが、将来の自殺リスク因子として軽視できません
- 自傷行為の多くは自殺の意図なく行われる
- 感情のコントロール手段として行われることが多い
「すぐキレる子」にどう向き合う?、子どもの怒りのコントロール
怒りは正常な感情で、問題は表現の仕方。年齢に不相応な頻度・強度なら受診を検討
- 怒りは正常な感情であり、問題は表現の仕方
- 年齢に不相応な頻度・強度の場合は受診を検討
「折れない心を育てる」、レジリエンスの育て方
レジリエンスは育てることができるスキルで、安心の基地と適度な挑戦で伸びる
- レジリエンスは育てることができるスキル
- 困難をなくすことではなく、乗り越える力を育てる
「急に変わった、」思春期の心の変化
思春期の心の変化は脳の発達の結果であり、正常な発達プロセスの一部です
- 思春期の心の変化は脳の発達の結果 [1]
- 前頭前野は25歳頃まで発達が続く [1]
「子どもの医療費がタダって本当?」、港区の小児医療費助成
- 港区は18歳年度末まで医療費助成あり [1]
- - 港区は18歳年度末まで医療費助成あり [1]
- - 所得制限なしで全世帯が対象
「いつ何を打てばいいの?」、港区の予防接種スケジュール
港区の予防接種スケジュールと独自助成を小児科医がQ&A形式で解説
- 生後2か月がワクチンデビューの目安
- 1歳までに多くの接種があり、同時接種を推奨
「健診って何を見るの?」、港区の乳幼児健診
- 港区の乳幼児健診は時期ごとに内容が異なる [2]
- - 港区の乳幼児健診は時期ごとに内容が異なる [2]
- - 公費負担で自己負担はなし
「子連れで行ける場所がほしい」、港区の子育て支援施設
港区の子育てひろば・子ども家庭支援センター・一時預かりなど、子育て家庭が使える施設を紹介
- 子育てひろば(あっぴぃ各館)は無料・予約不要で0歳から利用可能
- 子ども家庭支援センターは18歳未満のあらゆる相談窓口
「病気の子、預け先がない!」、港区の病児保育
- 病児保育は病気の急性期でも預かってもらえる [1]
- - 病児保育は病気の急性期でも預かってもらえる [1]
- - 病後児保育は回復期の子ども向け
「夜中に急に具合が悪くなった!」、港区の小児救急
- まず#8000(小児救急相談)に電話して判断を仰ぐ [2]
- - まず#8000(小児救急相談)に電話して判断を仰ぐ [2]
- - 軽症なら翌日のかかりつけ医受診でOKなことが多い
「この先生でいいの?」、かかりつけ医の選び方
かかりつけ医は健康のパートナー。継続して成長を見守り、必要時に専門医へつなぐ役割を持ちます
- かかりつけ医は健康のパートナー [1]
- お子さんの成長を継続的に見守ってもらえる
「先生にうまく伝えられない」、小児科の上手なかかり方
限られた診察時間で症状と疑問を正確に伝えるための、準備・伝え方・再受診判断のコツ
- 経過メモがあると医師に状態が正確に伝わる
- 発疹やけいれんは写真・動画で記録しておくと診断に役立つ
「医療的ケアが必要な子どもの支援」、医療的ケア児の暮らしを支える
医療的ケア児は全国で約2万人。2021年施行の医療的ケア児支援法で保育・就学の受け入れが進む
- 医療的ケア児は全国で約2万人(推計) [1]
- 2021年に医療的ケア児支援法が施行 [2]
「仕事も育児も頑張りたい」、子育てと仕事の両立支援
港区の多様な保育サービスと、働く保護者が使える両立支援制度のまとめ
- 港区は認可・認証・小規模・家庭的保育・シッター支援など多様な選択肢がある
- 病児保育やファミリー・サポートは元気なうちに事前登録しておく
「薬を飲んでくれない!」、年齢別・剤形別の飲ませ方ガイド
粉薬・シロップ・座薬の年齢別飲ませ方ガイドと組み合わせの注意点
- 粉薬は少量の水で練ってほっぺの内側か上あごに塗りつけるのが基本
- 薬とジュースの組み合わせで苦くなることがある(クラリスロマイシン+酸味飲料など)
「37.5℃は熱ですか?」、体温計の種類と正しい測り方
脇・耳・おでこの正しい体温測定法と年齢別のおすすめ体温計
- 脇の実測式(10分)が最も正確。予測式は目安として使い、怪しければ実測で確認
- 乳児の平熱は36.5〜37.4℃と高め。37.5℃が一律に「発熱」とは限らない
「下痢と嘔吐で水分が取れない」、経口補水液の正しい使い方
経口補水液の正しい使い方・家庭での作り方・飲ませるタイミング
- 嘔吐時はティースプーン1杯(5mL)ずつ、5分おきに。一気に飲ませると吐き戻す
- スポーツドリンクは糖分が多く塩分が少ないため、経口補水液の代わりにはならない
「いつから靴を履かせる?」、正しいサイズ選びと足の発達
子どもの成長に合った靴選びのポイントとサイズ確認の方法
- ファーストシューズは「10歩安定して歩けてから」。早すぎる靴は不要
- つま先に約1cm(指1本分)の余裕が目安。3ヶ月ごとにサイズチェック
「何枚着せればいい?」、子どもの体温調節と服装の目安
季節ごとの子どもの服装選びと体温調節の基本ルール
- 基本は「大人より1枚少なく」。子どもは代謝が高く暑がり
- 着せすぎはSIDSのリスク因子。室温管理と薄着が安全
「赤ちゃんが黄色い!」、新生児黄疸、心配な黄疸の見分け方
新生児黄疸の原因・経過・光線療法の基準と母乳性黄疸の見分け方
- 生理的黄疸は生後2〜3日に出現しピークは4〜5日。正期産児の約60%に見られる正常な現象
- 生後24時間以内の黄疸・2週間以上の持続・直接ビリルビン高値は病的黄疸のサイン
「おへそがジュクジュクする」、臍肉芽腫とおへそのケア
臍肉芽腫の原因・治療法とおへその正しいケア方法
- 臍の緒は生後1〜2週間で自然に脱落。消毒は不要(WHO推奨のドライケア)
- 臍肉芽腫は硝酸銀焼灼や結紮で治療。臍炎(発赤・腫脹・悪臭)は感染なので早めに受診
「げっぷが出ません!」、出なくても大丈夫?吐き戻しとの関係
げっぷが出ない赤ちゃんへの対処法と吐き戻しの見分け方
- げっぷが出なくても大丈夫。飲み込んだ空気はおならとして排出される
- 溢乳(いつにゅう=ダラッと吐く)は正常。噴水状嘔吐は幽門狭窄症の可能性
「体重が増えません……」、成長曲線の見方と母乳不足の判断
赤ちゃんの体重増加不良の目安・原因・受診タイミング
- 体重増加の目安は0〜3ヶ月で25〜30g/日、3〜6ヶ月で15〜20g/日。ただし個人差が大きい
- 成長曲線のパーセンタイルに沿って増えていれば大丈夫。「母乳不足感」と「実際の母乳不足」は別物
「赤ちゃんが寄り目に見えます」、偽斜視と本当の斜視の見分け方
赤ちゃんの寄り目(偽斜視)と本当の斜視の見分け方
- 赤ちゃんの「寄り目」は内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)による偽斜視がほとんど。成長とともに自然に目立たなくなる
- ペンライトテスト(角膜反射法)で本当の斜視と見分けられる。写真のフラッシュでも左右差をチェック可能
「歯ぎしりがすごい」「いびきをかく」、赤ちゃんの歯ぎしりといびき、心配なサイン
赤ちゃんの歯ぎしり・いびきの原因と受診の目安
- 乳歯の歯ぎしりは噛み合わせ調整のための正常な行動。多くは自然に消失し、マウスピースは不要
- いびきの原因はアデノイド肥大・扁桃肥大・鼻づまりが多い。常時いびきをかく場合は要注意
「イヤ! ぜんぶイヤ!」、イヤイヤ期の正体と乗り越え方
イヤイヤ期のメカニズムと親が楽になる対応のコツ
- イヤイヤ期は1歳半〜3歳頃に見られる正常な発達段階。前頭前皮質の未発達により感情のブレーキがまだ効かない
- 「自分でやりたい」という自律性の芽生えが根底にある。選択肢を与える・共感してから切り替えるなどの対応が効果的
「赤ちゃんに戻っちゃった」、赤ちゃん返りの意味と上の子への寄り添い方
赤ちゃん返りの原因と上の子の気持ちに寄り添う対応法
- 赤ちゃん返りは下の子の誕生時に2〜3歳の上の子に多く見られる。「退行」ではなく「愛着確認行動」であり正常な反応
- おっぱい・哺乳瓶の要求、おもらし、指しゃぶりの再開、甘えの増加が典型的なサイン。叱らず受け止めることが大切
「うちの子、嘘をつくんです」、子どもの嘘は認知発達の証
子どもの嘘の発達的意味と年齢別の適切な対応ガイド
- 3歳頃から嘘をつけるようになるのは「心の理論」の獲得を示す認知発達の証。4歳以下は空想と現実の混同も多い
- 5歳以降の嘘は「叱られたくない」「注目を引きたい」など目的が明確になる。嘘の動機を理解して対応することが大切
「噛んだ」「噛まれた」、園でのお友達トラブル、年齢別の意味と親の対応
園でのお友達トラブルへの対応と社会性発達のサポート
- 1〜2歳の噛みつき・ひっかきは言葉の代わりの表現手段。言語発達とともに減少するので過度に心配しなくてよい
- 3〜4歳のおもちゃの取り合いは「所有」の概念が発達する過程。5歳頃の仲間はずれは社会性の成長に伴う行動
「何歳から始めたらいい?」、習い事と体の発達、年齢別スポーツガイド
習い事の始め時と子どもの運動発達に合った選び方
- プレゴールデンエイジ(3〜8歳)は多様な動きの体験が最重要。ゴールデンエイジ(9〜12歳)は技術習得に最適な時期
- 水泳は心肺機能に優れ何歳からでも始められる。サッカー・野球は8歳以降の開始でも遅くない
「おちんちんの袋が腫れている?」、陰嚢水腫の正しい知識
陰嚢水腫の原因・経過・手術が必要な場合の見極め方
- 陰嚢水腫は精巣の周りに液体が溜まる病態で、新生児男児の1〜2%にみられる
- ペンライトを当てると光が透ける(透光性陽性)のが特徴。鼠径ヘルニアとの鑑別が重要
「突然の激痛、6時間が勝負」、精巣捻転は小児の緊急疾患
精巣捻転の緊急サインと6時間以内の受診が必要な理由
- 精巣捻転は精巣への血流が途絶える緊急疾患。6時間以内の手術で精巣温存率は約90%
- 突然の陰嚢の激痛・腫脹・嘔吐が3大症状。新生児期と思春期に好発する
「転んで前歯をぶつけた!」、乳歯の外傷、親が知るべき対応
乳歯をぶつけた時の応急処置と歯科受診の判断基準
- 乳歯の外傷は1〜3歳に多い。出血時はまずガーゼで圧迫止血を
- 乳歯が抜けても再植は不要。永久歯が抜けた場合は牛乳に入れて30分以内に歯科へ
「うちの子の口、くさい?」、子どもの口臭の原因と対策
子どもの口臭の原因(口呼吸・副鼻腔炎・虫歯)と対処法
- 子どもの口臭の原因の約90%は口腔内にある(舌苔・歯磨き不足・虫歯など)
- 口呼吸による口腔乾燥は口臭の大きな原因。「お口ぽかん」は要注意
「舌癒着症で手術が必要と言われました」、エビデンスなき診断から子どもを守る
舌癒着症(舌小帯短縮症)にまつわる誤解と手術の適応
- 「舌癒着症」は日本独自の概念で、国際的な医学界では認められていない
- 本来の舌小帯短縮症(ankyloglossia)とは別物。混同に注意
「プールの季節、何に気をつける?」、プールと感染症の正しい知識
プールで感染しやすい病気(咽頭結膜熱・水いぼ等)の予防法
- プール熱(咽頭結膜熱)はアデノウイルスが原因。プールの水よりタオルの共有や接触で感染する
- 水いぼはプール禁止の医学的根拠なし(日本臨床皮膚科医会の見解)。とびひは治るまでプール禁止(統一見解)
「抱き癖の嘘」、科学が証明する'抱っこ'の力
「抱き癖がつく」は科学的根拠なし、スキンシップの重要性
- 「抱っこしすぎるとわがままになる」に科学的根拠はありません
- 抱っこは愛着形成の土台、ボウルビィの愛着理論が裏づけ
「黄色い鼻水=抗生物質?」、鼻水の色に惑わされないで
黄色い鼻水=抗生物質は間違い?色で判断しない正しい対応
- 鼻水の色は免疫反応の結果であり、細菌感染の指標ではありません
- 風邪の経過で鼻水は「透明→黄色→緑→透明」と変化するのが正常です
「離乳食は手作りじゃないとダメ?」、ベビーフードの科学的実力
ベビーフードの賢い活用法と手作りとの上手な使い分け
- 市販ベビーフードは栄養面で手作りに劣りません(厚労省ガイドライン準拠)
- '手作り信仰'のプレッシャーは親のメンタルヘルスに悪影響を及ぼします
「寝る子は育つ」の科学、成長ホルモンと睡眠の深い関係
成長ホルモンと睡眠の関係・年齢別の適切な睡眠時間
- 成長ホルモンは深い睡眠(ノンレム睡眠stage 3-4)中に分泌のピークを迎えます
- 年齢ごとに必要な睡眠時間は異なります(新生児16-17時間→学童9-11時間)
「抗ヒスタミン薬で学力低下?」、“気づかない鎮静”の落とし穴
第一世代抗ヒスタミン薬の鎮静作用が学力に与える影響と薬の選び方
- 第一世代抗ヒスタミン薬は脳に移行しやすく'気づかない学力低下'を起こします
- 第二世代抗ヒスタミン薬(アレグラ・クラリチン等)は中枢への影響が少ない選択肢です
早期離乳食でアレルギー予防|最新エビデンス解説
離乳食を遅らせるほどアレルギーになるという最新研究を踏まえ、卵・ピーナッツの早期導入ガイドラインを小児科医が解説します。
- LEAP試験:ピーナッツの早期導入でアレルギー発症が81%減少しました
- 卵の早期導入(PETIT試験)でも卵アレルギーの予防効果が確認されています
「産後うつ」、それは甘えではなく、脳と体の変化です
産後うつの症状・スクリーニング・治療と相談先ガイド
- 産後うつは10人に1人(10〜15%)が経験する、珍しいことではありません
- マタニティブルーズ(産後3〜5日の一過性の気分変動)とは別物です
「父親の産後うつ」、見落とされがちな、もう一人の当事者
父親の産後うつの頻度・リスク因子・相談先と支援制度
- 父親の約10%が産後うつを経験する、母親と同程度の頻度です[1]
- 父親の症状はイライラ・引きこもり・飲酒増加など、母親とは異なる形で現れます
「育児バーンアウト」、頑張りすぎた心が発するSOS
育児バーンアウトの兆候チェックリストとセルフケア・相談先
- 育児バーンアウトには3つの兆候があります、情緒的消耗・子どもへの距離感・達成感の喪失
- 「完璧な親でなければ」という幻想がバーンアウトの引き金になります
「ワンオペ育児の限界とSOSの出し方」、一人で抱え込まないために
ワンオペ育児の限界サインと利用できる支援サービス一覧
- ワンオペ育児は慢性的な睡眠不足・社会的孤立・うつリスク増大をもたらします
- 「助けて」と言えない心理の裏には、罪悪感と自己犠牲の文化があります
「コリック(3ヶ月コリック)」、泣き止まない赤ちゃんとどう向き合うか
コリック(過度の泣き)の定義・原因・対処法と終わりの目安
「沐浴のコツ」、新生児のお風呂を安心・快適に
新生児の沐浴の手順・温度管理・よくある疑問Q&A
- お湯の温度は38〜39℃、肘の内側で確認する
- 沐浴時間は5〜10分以内、顔→頭→体→おしりの順で洗う
「新生児の爪切り」、小さな爪を安全に切るコツ
赤ちゃんの爪切りの方法・タイミング・怖くないコツ
「卒乳のタイミングと方法」、焦らず、親子のペースで
卒乳のタイミング・進め方とおっぱいケアのポイント
- 卒乳に「正解の時期」はない。WHOは2歳以上の母乳継続を推奨
- 夜間→昼間→寝る前の順で段階的に減らすのが親子ともに楽
「何をどのくらい食べさせればいい?」、離乳食の進め方・基礎編
離乳食の月齢別進め方・食材の硬さ・量の目安
- 開始の目安は生後5〜6ヶ月。首がすわり、食べ物に興味を示したらスタート
- 新しい食品は1日1品、平日の午前中に試す(アレルギー時に受診しやすい)
「チャイルドシートの正しい使い方」、その取り付け、本当に合っていますか?
チャイルドシートの月齢別選び方と正しい装着のポイント
- 後ろ向き装着は最低でも2歳まで、可能ならシートの身長・体重上限まで続けるのが世界標準
- ハーネスの緩み・厚着の上からベルト・助手席設置は3大NG
「球形食品の窒息リスク」、ミニトマト・ぶどう、その一粒が命を奪うことも
球形食品(ぶどう・ミニトマト等)の窒息リスクと予防カット法
- ミニトマト・ぶどう・うずらの卵・枝豆・ナッツ・餅が窒息リスクの高い代表食品
- 幼児の気道は細く、球形の食品は気道入口にぴったりはまりやすい
「ベランダ・窓からの転落防止」、高層階ほど油断しがちな落とし穴
ベランダ・窓からの転落事故の実態と確実な防止策
- 転落事故は**2〜4歳に集中**、「登れるようになったのに危険を理解できない」年齢
- エアコン室外機・プランター・椅子など**足がかりの排除**が最大の予防策
「帰省先で誤飲!」、祖父母宅の安全チェックリスト
帰省時の祖父母宅での事故防止チェックリスト
- 誤飲事故で最も多い原因物質は祖父母の「薬」。手の届く場所に置かない
- ボタン電池の誤飲は食道に穴が開く緊急事態。2時間以内に摘出が必要
「学校の心臓検診で異常と言われたら」、慌てないために知っておきたいこと
学校の心臓検診(心電図)の目的・異常の意味と精密検査
- 学校心臓検診は日本独自の優れた制度。「要精密検査」の多くは治療不要な正常変異です
- 本当に注意すべきはQT延長症候群・肥大型心筋症・Brugada症候群などごく一部
「学校の尿検査で異常と言われたら」、蛋白尿・血尿の正しい受け止め方
学校の尿検査で異常が出た時の意味と精密検査の流れ
- 学校検尿は1973年から続く日本独自の制度。IgA腎症などの早期発見に大きく貢献しています
- 蛋白尿の多くは「体位性蛋白尿(起立性蛋白尿)」で、思春期の2〜5%程度に見られる良性の所見です
「色覚異常と言われました」、学校の色覚検査の正しい理解
色覚検査の意義・色覚特性の理解と進路選択への影響
- 色覚異常は男子の約5%(20人に1人)に見られる。女子は約0.2%
- 「色が見えない」のではなく「色の見え方が違う」だけ。日常生活への支障は軽度が大半
「注射がこわい!」、採血・注射の恐怖を和らげる方法
採血・注射を怖がる子どもへの年齢別声かけと準備法
- 子どもの採血・注射の恐怖は正常な反応。「泣くな」「痛くない」は逆効果
- 年齢に合った事前説明(プレパレーション)で不安を大幅に軽減できる
「エナジードリンクを飲んでも大丈夫?」、子どもとカフェインの正しい知識
子どものカフェイン摂取の安全量・影響と飲料別の含有量
- 小児のカフェイン安全上限は体重1kgあたり2.5mg/日。体重20kgの子で50mgが上限
- エナジードリンク1本(250ml)でカフェイン約80mg。子どもには明確に過剰
「セカンドオピニオンを取りたい」、主治医を裏切らずに相談する方法
セカンドオピニオンの取り方・タイミング・費用と準備のコツ
- セカンドオピニオンは患者の正当な権利。主治医への裏切りではない
- 主治医に「セカンドオピニオンを受けたい」と正直に伝えるのがベスト
「鼻吸引と鼻うがい、やったほうがいいの?」、家庭でできる鼻ケアの実際
鼻吸引と鼻うがいの有効性、器具の選び方、年齢別のやり方を解説
- 鼻吸引は風邪をこじらせにくくする
- 鼻うがいは副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎に有効
「風邪は治ったのに咳だけ続くんです」、感染後咳嗽のはなし
風邪の後に咳が長引く原因と家庭での対応を解説
- 風邪の後に3週間以上続く咳は感染後咳嗽
- 気道の神経が一時的に過敏になっているのが原因
「泣きたいのは私のほう」、マタニティーブルーと産後うつの話
マタニティーブルーと産後うつの違い、受診の目安、港区の相談先を解説
- マタニティーブルーは産後の約4割に起こる一過性の反応で2週間以内に自然軽快
- 2週間以上続く場合は産後うつの可能性があり受診が必要
「母乳じゃないとダメですか?」、母乳とミルク、こだわりすぎないで
母乳とミルクの違いをエビデンスで整理。混合栄養のメリットと母乳が出にくいときの対策
- 母乳にはメリットがあるがミルクでも赤ちゃんは十分に育つ
- 完全母乳へのこだわりがストレスになるなら混合やミルクに切り替えてよい
「赤ちゃんをかわいいと思えない」、愛着形成の話
愛着形成のしくみ、応答的な養育の基本、父親の愛着形成について解説
- 出産直後に愛着が湧かなくても正常。時間をかけて育つもの
- 愛着形成の核心は応答性。泣いたら反応するの繰り返し
入園・入学前の予防接種、忘れていませんか?、小児科医が教える「いま打つべきワクチン」チェックリスト
MR2期、日本脳炎、おたふくかぜ…入園・入学前に確認すべき予防接種をQ&Aで解説
- 年長の3月までにMR(麻疹風疹)2期を接種しないと定期接種の機会を逃す
- 日本脳炎1期の追加(3回目)を忘れている家庭が意外と多い
保育園デビューの「洗礼」、入園後の発熱ラッシュ、何回休むのが普通?
入園後に繰り返す発熱・風邪の正体と、仕事を休む目安をQ&Aで解説
- 入園1年目は年間10〜15回の感染症にかかるのが「正常」。免疫の学校に通っていると思って
- RSウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルスが三大犯人
「寝たいのに寝られない」、産後の睡眠不足が心と体を壊すメカニズム
産後の睡眠不足が脳と心に与える影響、連続睡眠の確保法、パートナーとの交代制の具体的な作り方を解説
- 産後の悩み1位は睡眠不足(45.4%)。こま切れ睡眠は脳の回復を妨げる
- 睡眠不足は産後うつのリスク因子。最低ラインは24時間に4時間以上の連続睡眠
入園・入学後の「いつもと違う」は子どものSOS、赤ちゃん返り・夜泣き再発・登園しぶりの対処法
新生活のストレスで現れる子どもの行動変化と、親ができるサポートをQ&Aで解説
- 入園後1〜2ヶ月の登園しぶりは発達上「正常」。分離不安は3歳前後がピーク
- 赤ちゃん返り(指しゃぶり再開・おもらし)はストレス反応であり「甘え」ではない
「誰も教えてくれなかった」、産褥期の体の変化を全部教えます
子宮復古、悪露、会陰の痛み、抜け毛、骨盤の不安定さなど産褥期の体の変化を解説
- 産褥期は産後6〜8週間の回復期間。悪露・後陣痛・抜け毛は正常な経過
- 産後の抜け毛は4〜6か月がピークで12か月頃に回復する
GWの家族旅行、子どもの体調トラブル対策、車酔い・発熱・持っていく薬リスト
連休の旅行で起きやすい子どもの体調トラブルと、準備しておくべき薬・対処法をQ&Aで解説
- 旅行中の急な発熱に備えて、解熱剤(アセトアミノフェン)は必ず持参。体重に合った量を事前に確認
- 車酔いは2歳以降に増える。酔い止め薬は製品により3歳〜または5歳〜で、乗車30分前に服用
「戻るのが怖い」、育休復帰の不安、96%のママが感じる「怖さ」の正体
育休復帰の罪悪感、職場の孤立感、完璧な両立の幻想、港区のサポートを解説
- 育休復帰への不安は96%のママが経験。質の高い保育は子どもの発達にプラス
- 復帰1年目は「辞めないこと」が目標。2年目から呼び出し減・リズム安定
「全部ひとり」、ワンオペ育児の実態と、今日から使える対策
ワンオペ育児の実態、助けを求められない心理、外部リソース、パートナーへの見える化を解説
- 母親を中心にワンオペ育児の経験者は7割を超える。妻の家事育児時間は夫の約4倍
- 助けを求めることは弱さではなく責任感の表れ。まず外部リソース1つを試す
「叩きそうになる自分が怖い」、イヤイヤ期の怒りとどう向き合うか
イヤイヤ期の脳科学的メカニズム、親の怒りの対処法、限界時の逃げ方と相談先を解説
- イヤイヤ期は前頭前野の未発達による正常な発達段階。2歳がピーク
- 親の怒りの本当の原因はキャパシティの限界。怒りは限界アラーム
「もっとちゃんとしなきゃ」が母親を壊す、「十分に良い母親」のすすめ
ウィニコットのgood enough mother概念、完璧主義の構造、手を抜いていい場面を解説
- 9割を超える母親が育児ストレスを感じている。「〜すべき」の積み重ねが追い詰める
- ウィニコットの「good enough mother」: 適度な不完全さが子どもの自立心を育てる
離乳食ストレス:手作りしなきゃダメ?
市販ベビーフードへの罪悪感、食べてくれないストレス、食物アレルギーの心配への対処法を解説
- 市販のベビーフードは栄養・安全面で十分。手作りと発育に有意差はない
- 離乳食を食べないのは困りごと上位。1歳まで主な栄養源は母乳・ミルク
「自分の時間がない」:育児中の自己消失感
育児ストレス原因1位「自分の時間がない」への対処法。マイクロ・ミータイムの作り方を解説
- 育児中の母親のおよそ7割が「自分の時間がない」にストレスを感じている
- 母親のwell-beingは子どもの養育の質に直結する。自分の時間は贅沢ではない
産後の尿漏れ:恥ずかしくて誰にも言えない問題
産後の尿漏れの原因、骨盤底筋トレーニングの具体的方法、受診の目安を解説
- 産後の尿漏れは30〜40%の女性が経験する一般的な症状
- 骨盤底筋トレーニングは最もエビデンスレベルの高い保存的治療法
ママ友という名のストレス
ママ友関係の疲弊、SNSでの比較地獄、グループLINEのストレスへの対処法を解説
- 社会的サポートは「量」より「質」。1〜2人の信頼できる関係で十分
- SNSの育児投稿は「編集された現実」。落ち込むアカウントはミュートする
保育園に預ける罪悪感
保育園への罪悪感、3歳児神話の検証、預けることのメリットをエビデンスで解説
- 預けるときに泣くのは愛着が健全に形成されている証拠
- 「3歳児神話」は科学的根拠に乏しい。愛着は時間の質で決まる
「検索しすぎ」症候群:夜中のスマホが不安を増幅させる
育児中の過度な健康検索(サイバーコンドリア)の仕組みと対処法を解説
- 深夜の健康検索は不安を軽減せず、むしろ増幅させる(サイバーコンドリア)
- 検索の前に子どもの状態(機嫌・食欲・活気)を観察するルールを作る
産後の抜け毛がすごい:いつまで続く?
産後の抜け毛の原因、ピーク時期、回復までの経過、栄養・ケアの対処法を解説
- 産後の抜け毛はエストロゲン急減が原因で、産後4〜6か月がピーク
- ほとんどの場合、産後1年以内に自然回復する
産後の腰痛・肩こりが慢性化する前に
産後の腰痛・肩こりの原因、授乳姿勢の工夫、自宅ストレッチ、骨盤矯正の真実を解説
- 産後の腰痛は50〜70%の母親が経験。放置すると慢性化のリスク
- 授乳姿勢の工夫と毎日5分のストレッチで大幅に改善できる
産後の「ガルガル期」:攻撃的になる自分が怖い
産後の攻撃性(ガルガル期)の仕組み、パートナー・家族への伝え方、衝動のコントロール法を解説
- 産後の攻撃性はホルモン変化による防衛本能で、異常ではない
- 産後1〜3か月がピークで、3〜6か月で徐々に落ち着く
母親のアイデンティティ喪失:「私って誰だっけ?」
育児中のアイデンティティ喪失、キャリアブランクへの不安、「母親以外の自分」を保つ方法を解説
- 「〇〇ちゃんのママ」だけになる喪失感はアイデンティティの縮小による正常な反応
- ブランクは「空白」ではなく「別の経験を積んだ期間」
お金の不安:育児にかかる本当のコスト
0〜6歳の年間費用、港区の助成制度・手当の網羅的ガイド、知らないと損する制度を解説
- 0〜6歳の年間子育て費用は平均約84〜121万円。助成制度で実質負担は減らせる
- 港区は出産費用助成(上限81万円)、子ども医療費無料など全国トップクラスの支援
子どもの病気で休めない:病児保育という選択肢
病児保育の種類と使い方、港区の病児保育施設、ファミリーサポート、看護休暇を解説
- 保育園児の発熱・感染症は頻回でも正常の範囲。入園1年目がとくに多い
- 病児保育は施設型・訪問型があり、事前登録が必須
「麻疹の流行、いま何が起きているのか」、2026年の最新情報
2025-2026年の麻疹流行状況と港区周辺の動向。WHO・CDC・国立健康危機管理研究機構の最新データから、親世代が知っておくべきことをまとめました
- 2025年の世界の麻疹報告数は20万件近くに達し、米国では25年で2番目に多い年となった
- 日本は2025年前半だけで119例超。中央年齢24歳で、20〜30代の成人が中心
「うちの子、ワクチン打ったけど大丈夫?」、MRワクチンの効果を正直に伝えます
MRワクチン1回で93%、2回で97%の予防効果。未接種児のリスク、海外渡航前の追加接種、親の不安への答えをまとめました
- MRワクチン1回接種で予防効果は約93%、2回接種で約97%に上がる
- 1回目で免疫がつかない子が約5%いるため、就学前の2回目が決定的に重要
「麻疹の症状、どう見分ける?」、親が気づくべき3つのサイン
コプリック斑、二峰性発熱、発疹の広がり方。突発性発疹・風疹・川崎病との鑑別と、受診のタイミング、電話連絡の理由をまとめました
- カタル3徴(発熱・咳・鼻水・目の充血)と二峰性発熱が麻疹を疑うポイント
- コプリック斑は発疹が出る1〜2日前に頬の内側に現れる麻疹特有の所見
「麻疹にかかったら、家でどうする?」、合併症を見逃さないための家庭ケア
肺炎・脳炎・SSPEへの警戒、家庭での隔離期間、水分補給と発熱対応、同居家族の感染予防を実用的にまとめました
- 麻疹に特効薬はない。支持療法(水分・解熱・安静)と合併症の早期発見がすべて
- 発疹出現後5日間は感染力があり、同居家族への空気感染を徹底して防ぐ必要がある
「大人が麻疹にかかる時代」、親世代のワクチン歴を確認する
1972-1990年生まれの免疫ギャップ、抗体検査の意味、追加接種の判断基準、妊娠中の接種禁忌を解説します
- 2025年の日本の麻疹患者の中央年齢は24歳。いま感染しているのは大人
- 1972-1990年生まれは定期接種が1回のみ。母子手帳で確認する価値が高い
「言葉が遅い気がする」、いつから心配?
1歳半健診で指摘されやすい言葉の遅れ。最新のエビデンスと外来での実感を交えて、いつ心配すべきかを整理します
- late talkerの有病率は約10〜15%、その約半数は3歳までに追いつく
- 18ヶ月で有意語なし、24ヶ月で2語文なしは一つの目安
歩くのが遅い子、大丈夫?
同じ月齢の子が歩き出すと、うちの子はまだ……と焦る気持ち。最新ガイドラインと外来での実感から、歩行遅延の境界線を整理します
- 独り歩きは9〜18ヶ月の間が正常範囲。18ヶ月が一つのラインになる
- 歩き方だけでなく、他の運動・言葉の遅れがないかが重要
人見知りが激しい、愛着形成の話
人見知りは発達の正常な一段階。最新の愛着研究と外来での実感から、強い人見知りとの付き合い方を整理します
- 人見知りは6ヶ月頃から出て1歳前後にピークを迎える正常な発達現象
- 世界の乳児の約半数は安全型愛着(Madigan 2023メタ解析)
視線が合わない気がする
「目が合いにくい」は発達相談で最も多いテーマの一つ。最新のアイトラッキング研究と外来での実感を整理します
- 視線が合うかは0〜6歳の発達指標の一つだが、単独では診断できない
- 2024年のライブアイトラッキング研究では、直接視線への反応単独でASDを早期予測するのは難しいと報告
指さしをしない
1歳半健診で最もチェックされる「指さし」。最新のジェスチャー研究と外来での実感から、その意味を整理します
- 指さしは12〜14ヶ月で出る重要な社会的コミュニケーションのマイルストーン
- 「要求の指さし」と「叙述の指さし」は別物。叙述の遅れがより重要
こだわりが強い子
こだわり行動は発達の健全な一面でもあります。最新のRRB研究と外来での実感から、どこが心配ラインかを整理します
- 限局された反復行動(RRB)は定型発達の子にも出る
- 頻度・強度・生活への影響がASDとの鑑別ポイント
かんしゃくがひどい
1〜3歳のかんしゃくはほぼ全員が経験する正常発達。最新研究と外来での実感から、どこが受診ラインかを整理します
- 18〜24ヶ月児の87%、30〜36ヶ月児の91%が日常的にかんしゃくを起こす
- 15分以上続く・週3回以上の強いかんしゃくは受診の目安
同じ年の子と遊べない
「一人遊びばかりで心配」は多い相談。遊びの発達段階と最新研究から、受診の目安を整理します
- 平行遊びから協同遊びへは3〜4歳にかけて移行するのが一般的
- 象徴遊び(ごっこ遊び)の遅れはASDの重要サイン
発達検査を勧められた、親の気持ち
1歳半健診や3歳児健診で「発達検査を受けてみては」と言われたとき、親の心に起きること。最新研究と外来での実感から寄り添います
- 親の直感は診断と高い一致率を示す
- AAPは18・24ヶ月での発達スクリーニングを推奨
発達のでこぼこ、得意と苦手
「できることと、できないことの差が大きい」。それは発達のでこぼこ(uneven profile)の可能性があります。最新研究と外来での実感から整理します
- 発達のでこぼこ(uneven profile)はASD・ADHDでしばしば見られる
- 得意分野(視空間・記憶・細部処理)と苦手分野(処理速度・抽象化)のパターンに注目
「野菜を食べない子、どうすれば?」
野菜を食べない子への対応を、最新研究とおかもん先生の外来経験からお伝えします。
- 野菜拒否は1〜5歳のほぼ全員が通る正常な発達段階です
- 新しい野菜は8〜10回以上の繰り返し提示で受け入れが増えます
「遊び食べ、いつまで続く?」
遊び食べは発達段階の正常な行動です。最新研究と外来経験から、いつまで続き、どう対応すればよいかお伝えします。
- 遊び食べは1〜2歳の発達段階で正常に見られます
- 食材を触る体験は将来の食の受容性を広げます
「食事量の目安、本当の話」
食事摂取基準2025年版と外来経験をもとに、年齢別の食事量の目安と、量にこだわりすぎない考え方をお伝えします。
- 1食ごとの量は大きく変動しても、1日合計では自然にバランスが取れます
- 成長曲線が最も信頼できる指標です
「白米しか食べない」
フードジャグ(単品食い)は1〜4歳によく見られる正常な現象です。外来経験と最新知見から現実的な対応をお伝えします。
- 白米や麺類など単品だけ食べる時期は1〜4歳の正常な現象です
- 2〜3週間で飽きて自然に終わることがほとんどです
「好き嫌いと偏食の違い」
好き嫌いと医学的な偏食(ARFID含む)の境界線を、最新定義と外来経験からお伝えします。
- 好き嫌いは一般的な現象、偏食は質的に異なる状態です
- 品目数・拒否反応の強さ・成長への影響が区別の鍵です
「食べムラがひどい」
食べムラは子どもの自己調整能力の表れです。Birchの古典研究と最新知見、外来経験をお伝えします。
- 1食ごとの食べムラは正常で、子どもは1日単位で調整しています
- 食べムラの原因は活動量・体調・生活リズムなど多様です
「早食いと丸呑み」
早食い・丸呑みは肥満と窒息リスクを高めます。最新研究と外来経験から、咀嚼を育てる方法をお伝えします。
- 早食いと咀嚼不足は小児肥満リスクを高めます
- 4歳未満では丸呑みが窒息事故の主因です
「食事中に立ち歩く」
食事中の立ち歩きは発達段階の現象であり、環境調整と食事時間の工夫で改善します。外来経験から実践的なアプローチをお伝えします。
- 1〜3歳の立ち歩きは集中力の発達段階によるものです
- 食事時間は20〜30分、切り上げて片付けるのが原則です
「おやつの与え方」
おやつは「第4の食事」として計画的に与えることが大切です。AAP・厚労省の基準と外来経験からお伝えします。
- 幼児のおやつは1日1〜2回、決まった時間に与えるのが原則です
- 添加糖は2歳以上で1日25g(小さじ6杯)未満に抑えます
「おかわりと食べ過ぎ」
おかわり要求と食べ過ぎの見分け方を、満腹感覚(satiety responsiveness)の最新研究と外来経験からお伝えします。
- おかわり要求自体は正常、問題は満腹感覚の鈍化です
- 制限は逆効果で、かえって過食を助長します
「叩かないしつけ」、科学が示す効果
体罰の長期的な悪影響と、叩かないで行動を導くための具体的な代替手段を、最新エビデンスと外来経験から解説
- 体罰は短期的にも長期的にも子どもの行動を改善しない。むしろ問題行動を増やす
- 叩かないしつけは「甘やかし」ではなく「限界設定+感情コーチング」
褒め方の本当の効果、「すごいね」より「工夫したね」
能力を褒める「人ほめ」と努力を褒める「過程ほめ」の違いを最新エビデンスから解説。外来で伝えている具体的フレーズ集付き
- 能力を褒める「人ほめ」は短期的には嬉しいが、失敗を避ける傾向を強める
- 努力・工夫・戦略を褒める「過程ほめ」が挑戦意欲と学びへの粘り強さを育てる
スクリーンタイムの最新ガイドライン、時間より「5つのC」
AAP 2025年Digital Ecosystems方針声明と「5Cs」フレームワーク、WHOの身体活動推奨、日本小児科学会の提言を整理
- AAPは2025年以降、時間制限一辺倒から「質・文脈・会話」重視に方針転換
- 5Cs=Child, Content, Calm, Crowding out, Communicationで家庭ルールを点検
「ダメ」を言いすぎない、自律性を育てる声かけ
1日に何十回も「ダメ」と言ってしまう親向けに、自律性支援型のペアレンティングと肯定形言い換えの実践を解説
- 「ダメ」を連発すると、いざ本当に危ないときの「ダメ」が効かなくなる
- 自律性支援型ペアレンティングは子の well-being と親の燃え尽き予防に有効
子どもの自己肯定感、「無条件の受容」が土台です
自己肯定感のエビデンスを整理。権威的(authoritative)ペアレンティング、条件付きの愛情の害、日々の受容の伝え方を解説
- 自己肯定感の土台は「条件なしで受け入れられている」という感覚
- 権威的ペアレンティング(温かさ×明確な基準)が最も安定的に自己肯定感を育てる
失敗を受け入れる力、レジリエンスを育てる関わり
子どものレジリエンスの育て方。失敗を成長の機会と捉える視点、学校介入のエビデンス、家庭でできる声かけを解説
- レジリエンスは「生まれつきの気質」ではなく、関係性の中で育つスキル
- 親が失敗を「成長の機会」として扱うかどうかが、子の学業的レジリエンスを予測
ルール作りのコツ、少なく、明確に、一貫して
家庭のルール設計。権威的ペアレンティングに基づく「少数精鋭ルール」と一貫性の重要性、家族会議の進め方を解説
- 家庭のルールは「少なく、明確に、一貫して」が原則
- 権威的ペアレンティングの「明確な基準×温かさ」は、全ての文化圏で好結果と関連
イヤイヤ期の乗り越え方、脳科学に基づいた戦略
イヤイヤ期の脳発達メカニズムと、事前予防・最中の対応・事後の修復という3局面での具体戦略を解説
- イヤイヤ期は前頭前野と大脳辺縁系の発達ギャップによる正常な発達段階
- 対応は「事前予防・最中の対応・事後の修復」の3局面で考える
愛情と甘やかしの違い、「受容」と「代行」を分ける
愛情を注ぐことと甘やかすことの境界線。温かさ・限界設定・代行の線引きを2023年の研究から解説
- 温かさ(warmth)はどれだけ与えても甘やかしにならない
- 甘やかしの正体は「本人の発達課題を親が代行すること」
親の感情コントロール、子どもは親の調整を学んでいる
親の感情調整力が子のメンタルヘルスを媒介する2024年メタ解析を紹介。怒りを抑える技法ではなく「認識・呼吸・修復」の3点セットを解説
- 親の感情調整力は子の感情調整力を媒介し、内在化症状と関連(2024年メタ解析)
- 感情調整は「抑え込む」ではなく「気づく・間を作る・修復する」の3ステップ
赤ちゃん返り 、 上の子のサイン
下の子が生まれたあとに現れる上の子の退行行動。その意味と、親がやるべきこと・やってはいけないこと
- 赤ちゃん返りは正常な愛着行動で、多くは数か月で落ち着く
- 行動は制限しても気持ちは否定しない対応が鍵
兄弟げんか、どこまで放っておく?
きょうだいげんかの発達的意義と、親が介入すべきラインの見極め方
- きょうだいげんかは社会性と感情調整を学ぶ貴重な機会
- 介入ラインは「身体的危険」と「言葉の暴力の固定化」
上の子を優先する理由
「上の子優先」という育児アドバイスの科学的根拠と、現実的な実践方法
- 上の子優先は「不公平」ではなく、愛着の安定化のための意図的戦略
- 下の子は乳児期、愛情を「時間量」より「応答性」で感じ取る
きょうだい間の比較をやめる
きょうだい比較がもたらす長期的な心理的影響と、比較を手放すための具体的方法
- きょうだい比較は自己肯定感と兄弟関係の双方を傷つける
- 親は無意識の比較を言語・表情・行動で発している
二人目出産、上の子のケア
二人目出産の前後に、上の子の不安を和らげ愛着を守るための実践ガイド
- 妊娠中からの段階的準備が出産後の葛藤を減らす
- 入院中の環境変化が最大のストレス要因
一人っ子と兄弟姉妹の違い|科学が示す事実と誤解
一人っ子と兄弟姉妹のいる子の発達・性格の違いについて、研究データから見た事実とよくある誤解を小児科医が整理します。
- 「一人っ子はわがまま」は科学的に否定されたステレオタイプ
- 一人っ子は学業・自己肯定感で兄弟児と同等以上
きょうだいの年齢差
1〜2歳差、3〜4歳差、5歳以上差。それぞれのメリットと注意点を発達科学の視点で
- どの年齢差にもメリットと注意点があり、優劣はない
- 1〜2歳差は密着型、3〜4歳差はバランス型、5歳以上差は独立型
上の子の『ママ見て』の裏側
上の子の頻繁な『見て』『ねえねえ』の背景にある心理と、応答のコツ
- 『見て』は安全基地の再確認行動で、正常な愛着サイン
- 質の高い応答は短時間でも効果がある
下の子にきつく当たる
上の子が下の子に叩く・つねる・無視する。その背景と安全確保・関係修復の手順
- きょうだい攻撃は下の子誕生後の上の子の約30〜40%に出現
- 安全確保が最優先、叱責より代替行動を教える
きょうだい仲を育てる
きょうだい仲は自然発生ではなく、親が意図的に育てるもの。科学的に裏付けられた仲良しづくり
- きょうだい仲は親の働きかけで大きく変わる
- 競争より協働、序列より個性の文化を家庭に作る
便の色、どこまで大丈夫?
子どもの便の色の意味と、すぐ受診すべき色のサイン
- 黄・茶・緑は基本的に正常範囲
- 白・赤・黒は要注意、すぐ受診
汗の量が多い 、 多汗症?
子どもの汗が多い理由と、病的な多汗を見分けるポイント
- 子どもは体表面積比と代謝から大人より汗をかきやすい
- 手のひら・足裏・脇の局所多汗は原発性多汗症の可能性
子どもの体温の正常値|部位別の測り方と発熱基準
子どもの体温の正常範囲、腋窩・耳・額の測定部位別の違い、正確な測り方と発熱と判断する基準を解説します。
- 子どもの平熱は36.5〜37.5度と大人より高め
- 37.5度以上を発熱と定義するのが一般的
成長曲線の読み方
母子手帳の成長曲線、パーセンタイル曲線をどう読み、何を心配すべきか
- 成長曲線は点で見ず「線(トレンド)」で見る
- パーセンタイルの位置より「曲線をはずれる変化」が重要
頭の形が気になる
乳児の頭の形の変形(斜頭・短頭)の原因と、ヘルメット治療を含む対応
- 位置的頭蓋変形は仰向け寝で増え、多くは自然に改善
- 頭位変換・タミータイムが第一選択
おへその出っ張り、臍ヘルニア
乳児の臍ヘルニアの経過と、圧迫療法・手術の判断基準
- 臍ヘルニアは乳児の約20%にみられ、多くは自然閉鎖
- 2歳までに80〜90%が自然閉鎖する
おしっこの色と回数
子どものおしっこの色・回数から分かることと、受診を検討すべきサイン
- 薄い黄色〜麦わら色が正常、濃くなれば脱水のサイン
- 血尿・赤いおしっこはすぐ受診
耳あかの正しい取り方|家庭ケアと耳鼻科受診の目安
家庭での耳あかケアの正しい方法、綿棒を使わないほうがいい理由、耳鼻科受診のタイミングを小児科医が解説します。
- 耳あかは自浄作用で自然に排出される、基本はそのままでよい
- 綿棒の深い挿入は鼓膜損傷・押し込みのリスク
赤ちゃんの足の形|内股・外反足の正常範囲と受診目安
乳幼児の足の形の正常範囲、内股・外反足・扁平足の見方、整形外科を受診すべき変形のサインを解説します。
- 乳幼児のO脚・内股は発達過程の正常パターン
- 2歳頃までにX脚を経て、6〜7歳で大人の形に
身長の伸び方、遺伝と環境
子どもの身長を決める遺伝・栄養・睡眠・運動の科学
- 最終身長は遺伝で約80%、環境で約20%が決まる
- 睡眠・栄養・運動が環境要因の柱
「指しゃぶり、いつまでOK?」、年齢別の対応とやめどき
指しゃぶりをいつまで許容してよいか。歯列・心理の両面から年齢別の対応を整理します
- 3歳までの指しゃぶりは正常な発達行動であり、無理にやめさせない
- 4歳以降も頻回に続く場合は歯列・咬合への影響が出始める
「爪噛みがやめられません」、爪噛みの理由と対応
爪噛みは不安や集中のサイン。背景と年齢別の対応を整理します
- 爪噛みは3-6歳以降に急増し、学童期の20-30%に見られる
- 不安・退屈・集中が引き金で、叱責では止まらない
「おちんちんを触るのが気になります」、性器いじりへの向き合い方
幼児期の性器いじりは正常な発達行動。叱らずに関わる方法を解説します
- 幼児期の性器いじりは好奇心と自己認識の一過程で正常
- 叱責や恥じらせる対応は自己肯定感を傷つける
「鼻ほじり癖が治りません」、鼻いじりの原因と対処
鼻ほじりは退屈・乾燥・アレルギーのサイン。背景を整えれば多くは改善します
- 鼻ほじりは幼児の9割近くに見られる非常に一般的な行動
- 背景には乾燥・鼻炎・退屈がある
「髪の毛を抜きます」、抜毛症(トリコチロマニア)を知る
抜毛癖は不安のサイン。家庭での対応と受診の目安を解説します
- 抜毛症は子どもの1-2%に見られ、不安障害との関連が深い
- 幼児の抜毛は一過性のことが多い
「歯ぎしりがひどいです」、小児の歯ぎしりは心配?
乳幼児の歯ぎしりは正常な発達の一部。受診の目安と対応を解説します
- 小児の歯ぎしりは15-40%に見られるありふれた現象
- 乳歯列期の歯ぎしりは生理的で経過観察が基本
「まばたきが多いのはチック?」、一過性チックを正しく知る
まばたきチックは学童期の1-2割に見られ、多くは自然軽快します
- 一過性チックは学童期の10-20%が経験する
- 指摘・叱責はチックを悪化させる
「頭を壁にぶつけます」、乳幼児のヘッドバンギングは大丈夫?
ヘッドバンギングは乳幼児の5-15%に見られる自己鎮静行動。多くは3歳までに消失します
- ヘッドバンギングは乳幼児の5-15%に見られる自己鎮静行動
- 多くは入眠時に起こり、3歳までに自然消失
「自慰行為のような動きをします」、幼児性自慰(gratification disorder)
幼児期の腰のこわばりや反復運動は正常な自己鎮静。てんかんとの鑑別が大切です
- 幼児性自慰は3か月〜3歳に多く見られる正常行動
- 意識は保たれ、外から止められるのが特徴
「どもるのが気になります」、幼児期吃音の理解と対応
幼児期吃音は発達の一過程で、多くは自然軽快。家庭での接し方がカギになります
- 幼児期吃音は5%の子に出現し、そのうち約70-80%は自然軽快
- 指摘・言い直しは悪化因子
「花火大会、子どもの耳は大丈夫?」、爆発音と聴覚保護
花火の打ち上げ音は140dBを超えることも。乳幼児の耳を守る対策を解説します
- 花火大会の打ち上げ音は近距離で140dBを超え、急性音響外傷のリスク
- 乳児は耳栓では保護しにくい。距離と防音イヤーマフが基本
「プール熱の季節です」、咽頭結膜熱の基礎と予防
プール熱(咽頭結膜熱)の症状・感染対策・登園の目安を解説します
- プール熱は高熱・咽頭痛・結膜炎が三徴
- アデノウイルス3/4/7型が主因、接触感染が中心
「運動会前の体調管理」、当日を元気に迎えるコツ
運動会1週間前からの体調管理、当日の水分・補食、翌日のケアまで解説します
- 運動会1週間前からの睡眠と食事が最大の準備
- 当日は朝食をしっかり、水分は20-30分おきに
「夏祭りと熱中症」、屋外イベントを安全に楽しむ
夏祭り・盆踊りの人混みと暑さから子どもを守る水分・服装・休憩の戦略
- 夏祭り会場は輻射熱で実気温+3〜5度になる
- 乳幼児は短時間の外出でも熱中症リスクが高い
「お正月、餅の誤嚥」、子どもに餅は何歳から?
餅による窒息は小児の重大事故。年齢別の目安と応急処置を解説します
- 餅は粘着性・弾力性が高く、小児の窒息リスクが極めて高い
- 3歳未満は絶対NG、4-5歳でも小さく切って要見守り
「節分の豆、何歳から?」、豆類の誤嚥リスク
節分の豆は5歳未満に与えないのが原則。消費者庁・AAPの最新勧告を解説
- 硬い豆・ナッツは5歳未満の子どもに与えない(消費者庁2021年)
- 窒息だけでなく気管支異物・肺炎のリスクも
「雪遊びの注意点」、凍傷・低体温・日焼けから守る
スキー場・雪国旅行での子どもの寒冷障害と紫外線対策を解説します
- 子どもは体温が奪われやすく凍傷・低体温のリスクが高い
- 雪面の紫外線反射は80%を超え、夏より強い日焼けに
「ハロウィンの虫歯対策」、お菓子と上手に付き合う
イベント後の大量のお菓子。虫歯を防ぎつつ楽しむコツを解説します
- 虫歯リスクを決めるのは量より頻度と時間
- だらだら食べずに時間を決めて楽しむ
「クリスマスの小物誤飲」、ボタン電池・マグネット・小玩具
クリスマスのおもちゃ・飾りに潜む誤飲リスクと応急対応
- ボタン電池は2時間以内に粘膜壊死を起こす
- ネオジム磁石の複数個誤飲は腸管穿孔のリスク
「こどもの日の柏餅」、伝統行事と安全
柏餅・ちまきを子どもに食べさせる時の注意点と年齢目安
- 3歳未満は餅類全般NG、柏餅も同様
- 柏の葉は食べない。取り除いてから提供
「誤飲 、 何を飲んだら危険?」、家庭内中毒の判断ガイド
家庭でよく誤飲される物質の危険度と初期対応を一覧で解説します
- 誤飲の8割は6か月〜3歳。手の届く範囲の管理が最重要
- ボタン電池・タバコ・医薬品は即救急
「やけどの応急処置」、20分間の流水が命を救う
やけどの初期対応は流水20分が基本。水ぶくれ・広範囲の判断と受診目安
- やけど直後は15〜25度の流水で20分間冷却(受傷後3時間以内)
- 水ぶくれは破らない。軟膏を塗らない
「けいれん時の動画ガイド」、何をして、何をしないか
けいれんが起きたときの初期対応と動画撮影のポイントを解説します
- 5分以上続く・左右差・意識が戻らない場合は即119番
- 口に何も入れない、押さえつけない
「頭を強く打った」、初期対応と受診の目安
頭部打撲の観察ポイントとPECARNルールに基づく受診判断
- 頭部打撲後24-48時間は観察が必要
- 意識消失・嘔吐反復・けいれん・大きなたんこぶは受診
「鼻血が止まらない」、正しい止血法と受診の目安
小鼻を10分間つまむ。上を向かず、下を向く。正しい鼻血対応を解説
- 小鼻を10分間しっかりつまむのが第一選択
- 上を向かず、下を向いて座る
「指をドアに挟んだ」、爪下血腫と骨折の見分け方
ドア・引き出しに指を挟んだ時の応急処置と受診の判断
- 冷却・圧迫・挙上で初期対応。15-20分冷やす
- 爪下血腫・変形・動かせないは骨折を疑う
「転倒と擦り傷」、湿潤療法と消毒の新常識
擦り傷は洗う・覆う・乾かさない。湿潤療法の基本と受診の目安を解説
- 擦り傷はまず大量の水で洗う。消毒液は基本不要
- 湿潤療法で早くきれいに治る
「蜂に刺された」、針の除去とアナフィラキシーの見極め
蜂刺傷の応急処置とアナフィラキシー緊急対応を解説します
- ミツバチ針は方法より速さが大事。なるべく早く取り除く
- 15分以内に全身症状が出たらアナフィラキシー疑い
「熱中症の見分け方」、症状別の重症度と応急処置
熱けいれん・熱疲労・熱射病の違いと、現場でできる即時冷却を解説
- 2024年改訂で熱中症はI〜IV度の4段階に分類
- 深部体温40度以上+GCS8以下はIV度(最重症)
「アナフィラキシー 、 エピペンの使い方」、迷わず打つ
エピペンの適応・使用手順・打った後の流れを保護者向けに解説します
- アナフィラキシーは2臓器以上の症状で診断
- エピペンは大腿外側にためらわず筋注
「小学生になっても医療費は無料?」、学童期の港区サポートと学校保健
小学生以降も港区の子ども医療費助成(マル子)は継続し、学校保健との連携で切れ目のない支援が受けられる
- 小学生以降も港区の医療費助成(マル子・マル青)は18歳年度末まで継続し、所得制限なし [1]
- 学校保健安全法により、小学校では毎年定期健康診断が実施される [2]
「小学生でもワクチンが必要?」、学童期に見直したい予防接種
学童期は日本脳炎2期・HPV・海外渡航前接種など、見落としやすい予防接種が集中する時期
- 日本脳炎2期は9歳以上13歳未満が定期接種の対象 [1]
- HPVワクチンの定期接種は小学6年生〜高校1年生相当の女子が対象、男子は任意接種 [1][2]
「3歳児健診・5歳児健診で何を見ている?」、見落としやすい発達・視聴覚のサイン
3歳児健診・5歳児健診は発達特性・視覚・聴覚の見落としを防ぐ重要な機会
- 3歳児健診は母子保健法に定められた法定健診で、視覚・聴覚は家庭での事前検査が重要 [1]
- 5歳児健診は発達特性(ASD・ADHD・LD)の早期発見と就学前支援を目的とする [2]
「おなかが痛いって言うけど大丈夫?」、幼児の腹痛と便秘を見極める
1-3歳の腹痛は便秘と胃腸炎が大半だが、腸重積・虫垂炎など急ぐ腹痛の見分け方を知っておきたい
- 幼児期の腹痛の多くは便秘・胃腸炎で様子見可能だが、腸重積・虫垂炎など緊急性のある原因を見逃さない [1]
- 小児慢性機能性便秘症はRome IV基準で診断し、日本小児栄養消化器肝臓学会ガイドラインに沿って治療する [2]
「この子、大きさは普通?」、幼児期の体格とホルモンのサイン
1-3歳の身長・体重・思春期兆候のどこまでが正常か、低身長・肥満・思春期早発の見極め方
- 幼児期の成長評価は母子健康手帳の成長曲線で継時的に追うことが基本 [1]
- 低身長は-2SD以下または成長速度低下が目安、日本小児内分泌学会の基準に沿って判断する [2]
「乳歯が抜けないけど大丈夫?」、学童期の歯のトラブルと矯正のタイミング
6-12歳は生え変わりと虫歯リスクが重なる時期。永久歯の生え順・矯正相談の時期・学校歯科健診の見方
- 永久歯への生え変わりは6歳頃から始まり、第一大臼歯(6歳臼歯)は最も虫歯になりやすい [1]
- フッ化物配合歯磨剤の推奨濃度は6歳以上で1,000-1,500ppm、使用量はえんどう豆大 [2]
「まだ仕上げ磨きが必要?」、幼児期の歯磨き・虫歯予防・指しゃぶり
3-6歳は乳歯の虫歯が一気に増える時期。仕上げ磨きのコツ・フッ素・おやつ・指しゃぶりの影響を整理
- 3歳児の虫歯有病率は全国平均約11%、5歳児では約30%に達する [1]
- 3〜5歳のフッ化物配合歯磨剤は1,000ppm・グリーンピース大(5mm)が推奨 [2]
「心臓に雑音があると言われました」、新生児・乳児の心雑音と先天性心疾患スクリーニング
0-6か月の心雑音の多くは無害性だが、先天性心疾患の発見時期でもある。新生児パルスオキシメトリー検査・受診の目安
- 先天性心疾患の頻度は約100人に1人(約1%)、日本では年間約1万人が出生 [1]
- 新生児パルスオキシメトリー検査でチアノーゼ型重症先天性心疾患の多くが検出可能 [2]
「咳が2週間以上続きます」、幼児の長引く咳と気管支炎・喘息の見分け方
3-6歳の咳は風邪後が大半だが、4週間以上の慢性咳嗽は喘息・感染後咳嗽・アレルギーを鑑別。受診の目安と治療方針
- 咳の持続期間で急性(3週未満)・遷延性(3-8週)・慢性(8週以上)に分類 [1]
- 幼児の慢性咳嗽の主な原因は喘息・感染後咳嗽・アレルギー性鼻炎・後鼻漏 [1]
あせもが治らない……、あせもの予防・ケア・とびひとの見分け方
あせもの3タイプ・予防のコツ・ステロイド外用薬の使い方
- 赤ちゃんは汗腺密度が大人の6〜7倍あるためあせもになりやすい
- 予防の3原則は涼しく・清潔に・通気性よく。ベビーパウダーは汗管を詰まらせるので非推奨
スクリーンタイムの2026年最新エビデンス、JAMA Pediatricsメタ解析を読み解く
JAMA Pediatrics 2026年3月のメタ解析(153研究・115コホート・1,072効果量)から、ソーシャルメディア・ビデオゲーム・その他デジタルメディアの影響を整理
- JAMA Pediatrics 2026年の大規模メタ解析で、ソーシャルメディアは抑うつ・外在化行動・自傷・物質使用などと一貫して関連
- ビデオゲームは攻撃性増加と関連する一方、注意・実行機能はわずかに向上
2週間も咳が続く……、マイコプラズマ肺炎を知っておく
マイコプラズマ肺炎の特徴・診断・治療・登校基準
- マイコプラズマ肺炎は乾いた咳が2〜3週間続くのが特徴的
- 細胞壁を持たない特殊な微生物のためペニシリン系抗生物質は効かない
思春期のSNSと抑うつ、若年思春期は特に要注意というエビデンス
JAMA Pediatrics 2026年メタ解析の若年思春期サブグループ結果(β=0.09強化)と、家庭での話し合いの問いかけ例
- ソーシャルメディアと抑うつの関連は、学齢期より若年思春期(12〜15歳)でより強い
- 短期追跡で関連が大きく、長く使うほど慣れるわけではない
目が赤い・目やにが多い、子どもの結膜炎3タイプの見分け方
ウイルス性・細菌性・アレルギー性結膜炎の違い・治療・登園基準
- 結膜炎は原因によってウイルス性・細菌性・アレルギー性の3タイプに分かれる
- はやり目(流行性角結膜炎)は感染力が非常に強く学校保健安全法の出席停止対象
親のスマホ使用と乳幼児の発達、エコチル調査が示した現実
エコチル調査(Sci Rep 2025)で示された、母親のデジタルメディア1時間以上使用と2歳児の言語-社会発達低下。テクノフェレンスと家庭での実践的工夫
- エコチル調査3,786組の母子データで、母親の『子と一緒にいる時』のデジタル機器1時間以上使用が2歳児の言語-社会発達低下と関連
- 2時間以上使用では総合発達指数も低下
何歳まで続くの?、おねしょ(夜尿症)の正しい知識と対応
夜尿症の定義・原因・治療・家庭でのNG行動
- 5歳で15〜20%の子どもにおねしょがあり、毎年15%ずつ自然に治っていく
- 起こさず・焦らず・叱らずの3原則が最も大切。叱ると悪化する
ビデオゲームは悪者か、攻撃性と注意機能への影響を整理する
JAMA Pediatrics 2026年メタ解析が示したビデオゲームの攻撃性+0.16、注意・実行機能+0.10の影響。ジャンル別・時間別の実践ガイド
- ビデオゲームは攻撃性・外在化行動と関連(r=0.16〜0.17)、一方で注意・実行機能はわずかに向上(r=0.10)
- 影響はジャンル・コンテンツ次第。暴力的ゲームとパズル系では全く違う
家族のスクリーンルールの作り方、デジタルミールから始める
Pediatric Research 2023年の質的メタシンセシスが示した、親のスクリーンルール設計の実態とAAPガイドラインとの整合。家庭で使えるテンプレート
- 1,311名の親の質的研究で、ルール設計の4軸(時間・コンテンツ・場所・条件)が整理された
- AAPは2026年、時間制限一辺倒から『5つのC』と会話重視に転換
目をパチパチ、肩をピクッ、チック症への正しい対応
チック症の原因・自然経過・家庭での対応・トゥレット症候群との違い
- チックは子どもの15〜20%が経験し、多くは1〜2年で自然消退する
- 指摘しない・叱らない・心配し過ぎないの3つがNG行動
「どこに相談すればいいの?」、困ったときの相談先ガイド(東京・港区)
港区の産後ケア、新生児訪問、子育て相談窓口、救急電話相談を一覧で紹介
- 港区産後ケアは宿泊型・日帰り型・訪問型の3種類。限界になる前に申請
- #8000と#7119をスマホに登録しておく
「助けてって言えない」、ひとりで抱えない子育て、核家族の「孤育て」対策
ワンオペ育児の構造的問題、具体的な支援サービス、パートナーとの役割分担のコツ
- ワンオペ育児がつらいのは構造的な問題であり能力不足ではない
- ファミリーサポート・一時保育・産後ドゥーラなど使えるサービスは全部使う
子どもの花粉症、風邪と見分けるコツ、目をこする・鼻血が止まらないのはなぜ?
子どもの花粉症の見分け方、市販薬の選び方、受診の目安をQ&Aで解説
- 2歳でも花粉症になる。「鼻水+目のかゆみ+くしゃみ」の3点セットが風邪との違い
- 抗ヒスタミン薬は「眠くなりにくい」第2世代を選ぶ。市販のシロップは第1世代が多いので注意
「もう限界」、夜泣きで壊れそうなとき、小児科医が伝えたいこと
夜泣きのメカニズム、月齢別パターン、泣かせておく境界線、親の心を守る具体策を解説
- 夜泣きは脳の発達に伴う正常な現象で、育て方の問題ではない
- 安全を確認したうえで数分待つことは発達に悪影響を与えない
春から始める子どもの紫外線対策、日焼け止めは何ヶ月から?SPFの選び方は?
赤ちゃん・幼児の日焼け止めの選び方、塗り方、帽子・服装の工夫をQ&Aで解説
- 紫外線量は3月から急増。4月には真夏の8割に達するため、春からの対策が重要
- 生後6ヶ月未満は日焼け止めより物理的遮光(帽子・日よけ)が基本。6ヶ月以降はSPF15〜30で十分
「夫が嫌いになったのは私だけ?」、産後クライシスの正体
産後クライシスの原因(ホルモン、睡眠不足、育児負担)と夫婦関係の再建方法を解説
- 43%の夫婦が産後に危機を経験。ホルモン+睡眠不足+育児負担の構造的問題
- 「察してほしい」ではなく「伝える仕組み」をつくることが解決の鍵