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「スマホばかり見ています」、スクリーンタイム
Vol.260生活・育児

「スマホばかり見ています」、スクリーンタイム

- 2歳未満はなるべく避ける

生活・育児全年齢5
おかもん先生小児科専門医愛育病院 小児科

参考文献 5·Q&A 5問収録

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この記事のポイント

  • - 2歳未満はなるべく避ける
  • - 2-5歳は1日1時間以内
  • - 食事中と就寝前はスクリーンオフ

愛育病院 小児科おかもん先生 だより Vol.260

「スマホばかり見ています」、スクリーンタイム

こんにちは。愛育病院小児科のおかもん先生です。

スマホもタブレットも、今の子育てから完全に外すのは現実的ではありません。ただ、長時間だらだら見続けるのは発達に影響することがわかっています。ゼロにするのではなく、時間・場所・内容を整える。今回はそのコツをお話しします。

Q1.「スクリーンタイムの推奨は?」

——テレビやスマホは何歳から、どのくらいが適切ですか?

年齢に応じたガイドラインがあります [1]

年齢推奨
0-18か月ビデオ通話以外は避ける
18-24か月質の高い番組を保護者と一緒に
2-5歳1日1時間以内
6歳以上一律の基準はないが管理が必要
スクリーンタイムの目安
食事中はスクリーンオフ
就寝1時間前はスクリーンオフ
寝室にデバイスを置かない
家族でルールを決める

ポイント

  • 2歳未満はなるべく避ける
  • 2-5歳は1日1時間以内
  • 食事中と就寝前はスクリーンオフ

Q2.「スクリーンタイムの影響は?」

——長時間見ると何か影響がありますか?

過度なスクリーンタイムは複数の側面に影響します [2]

影響詳細
言語発達の遅れ2歳未満で特に影響
睡眠障害ブルーライトがメラトニン分泌を抑制
肥満座りっぱなし+間食の増加
視力近視のリスク上昇
注意力集中力の低下
社会性対面コミュニケーションの減少

「テレビやYouTubeをBGMのようにつけっぱなしにしているだけでも、親子の会話量は減ります。結果として言語発達に影響することがわかっています。」

ポイント

  • 2歳未満は言語発達に影響
  • ブルーライトが睡眠に影響
  • つけっぱなしも問題

Q3.「良いコンテンツの選び方は?」

——どんな番組なら見せていいですか?

内容の質と視聴の仕方が重要です [3]

良いコンテンツ特徴
教育的内容NHK Eテレなど教育番組
インタラクティブ子どもに語りかける番組
年齢に合った内容暴力的でないもの
保護者と一緒に内容について会話しながら
避けるべきコンテンツ
暴力的な内容
広告が多いアプリ
年齢に合わない動画
自動再生される動画

「親が隣で『今なにしてるんだろうね』と話しかけながら見ると、スクリーンタイムは学びの時間に変わります。」

ポイント

  • 教育的で年齢に合った内容を選ぶ
  • 保護者と一緒に見る
  • 自動再生はオフにする

Q4.「ルールの作り方は?」

——家庭でどんなルールを作ればいいですか?

家族のメディア計画を作ることをお勧めします [4]

ルールの例内容
時間の制限平日30分、休日1時間など
場所の制限リビングのみ。寝室には持ち込まない
タイミング食事中はなし。宿題の後
内容の確認保護者が内容を把握する
大人も守る親もスマホを見すぎない

「一番効くのは、親自身がスマホから少し距離をとることです。子どもは注意されるよりも、親の手元をよく見ています。」

ポイント

  • 家族でルールを決める
  • 親も一緒にルールを守る
  • 寝室にはデバイスを持ち込まない

Q5.「デジタルデバイスの良い面は?」

——全くダメなのですか?

適切に使えばメリットもあります [5]

メリット詳細
学習ツール教育アプリ、オンライン学習
コミュニケーション遠方の家族とのビデオ通話
創造性絵を描く、音楽を作る、プログラミング
情報収集調べ学習
バランスの取り方
スクリーンタイム以外の活動を優先
外遊び、読書、家族の時間を確保
受動的な視聴より能動的な使用

ポイント

  • 完全禁止ではなく適切な管理
  • 能動的な使用は教育的効果がある
  • 外遊びや読書とのバランスが大切

今号のまとめ

  • 2歳未満はスクリーンタイムを避ける
  • 2-5歳は1日1時間以内
  • 食事中と就寝前はスクリーンオフ
  • 保護者と一緒に質の良いコンテンツを
  • 親自身もスマホの使い方を見直す

あわせて読みたい

  • Vol.259「子どもの睡眠」
  • Vol.216「近視予防」
  • Vol.261「子どもの運動と体力」

ご質問・ご感想

「スマホばかり見ていて心配です」「動画の時間を減らすコツは?」など、ご経験やご質問がございましたら、お気軽にお寄せください。

愛育病院 小児科 おかもん先生

本メルマガの内容は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。お子さまの症状についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。

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