五種混合(DPT-IPV-Hib)
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib感染症
5つの感染症を1本のワクチンで予防します。乳幼児期に最も重要なワクチンの一つで、生後2ヶ月から開始します。
接種スケジュール
- 1
1回目
標準: 2ヶ月接種可能期間: 2ヶ月〜1歳 - 2
2回目
標準: 3ヶ月接種可能期間: 3ヶ月〜1歳1ヶ月 - 3
3回目
標準: 4ヶ月接種可能期間: 4ヶ月〜1歳2ヶ月 - 4
追加
標準: 1歳3ヶ月接種可能期間: 1歳〜1歳11ヶ月
主な副反応
接種部位の発赤・腫れ・痛みが最も多い副反応です。発熱(37.5℃以上)が10〜20%に見られます。通常2〜3日以内に改善します。
接種の注意事項・禁忌
発熱中(体温37.5℃以上)の場合、重篤なアレルギー反応の既往がある場合は接種を延期します。
よくある質問
Q. 軽い鼻水があっても接種できますか?
A. 発熱(37.5℃以上)がなく、機嫌がよく、食欲が保たれている場合は接種可能なことがほとんどです。接種当日は必ず体温を測り、接種医師に体調を正直に伝えてください。最終的な接種可否の判断は医師が行います。
Q. 家族(兄弟・親)が風邪をひいている場合はどうすればいいですか?
A. 接種を受けるお子さん本人の体調が良ければ、家族に風邪の症状があっても接種可能です。ただし、インフルエンザや感染性胃腸炎など感染力の強い疾患が疑われる場合は、予防的に延期することも選択肢の一つです。迷う場合は予約した医療機関に事前に電話して確認しましょう。
Q. 接種後、いつ入浴できますか?
A. 接種当日から入浴(シャワー)は可能です。接種部位を強くこすらないようにしてください。激しい水遊びは避けましょう。
Q. 接種後に発熱しました。どうすればいいですか?
A. 五種混合接種後は10〜20%のお子さんに発熱(37.5℃以上)が見られます。機嫌がよく水分が取れていれば、多くの場合24〜48時間で自然に解熱します。38.5℃以上の高熱、ぐったりしている、水分が取れない、接種部位が著しく腫れている場合は接種医療機関に連絡してください。
Q. 接種部位が腫れていますが、どうすればいいですか?
A. 接種部位の発赤・腫れは最もよく見られる副反応で、通常2〜3日以内に改善します。冷たいタオルで冷やすと楽になることがあります。揉んだりこすったりしないでください。腫れが広がる、38.5℃以上の発熱を伴う、接種後48時間経っても改善しない場合はかかりつけ医に相談してください。
Q. 接種後30分は医療機関にいるよう言われましたが、なぜですか?
A. アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)の多くは接種後30分以内に起こります。日本小児科学会は全てのワクチン接種後、少なくとも15〜30分間は医療機関で経過観察することを推奨しています。帰宅後も、接種後2時間は異変がないか観察してください。
※ この情報は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。 接種時期や可否についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。